オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:需要急増でも5人中3人、転職に消極的

需要急増でも5人中3人、転職に消極的

” オーストラリア人の5人中3人は、人材の需要が急増する中でも、転職に対して消極的であることが、求人サイト最大手シークの調査で分かった。

2022年1月の求人広告件数は記録的高水準となった一方、求人1件に対する応募は、過去10年で最も少なかった。8日付オーストラリアンなどが伝えた。

調査によると、今年転職を希望していると回答した40%のうち、約半数近くが自身の仕事の見通しを悲観していた。

年齢別では、18~24歳の年齢層で転職を希望すると回答した割合は51%となった一方、55~64歳の年齢層では24%にとどまった。

産業別では、建設業従事者の54%が転職を希望し、次いで受付が47%、ホスピタリティと観光業、経理が43%だった。

1970年代初頭、転職者は1年間に約5人に1人となっていたが、現在は12人に1人となっている。

一方、フライデンバーク財務相によると、21年11月までの3カ月で、転職者は1万人を超え、新型コロナウイルスの流行前と比較して10%上昇した。

人材紹介会社ロバート・ハーフのアジア太平洋部門のジョーンズ・シニアマネジングディレクターは、「転職率は、今年も昨年と同水準を維持する」との見解を示した。”(出典:NNA ASIA

変化を好機と捉えるか推移を見守るのか、判断分かれるところでしょうが、今回の件に関しては保守的な国民性という見方も出来ますね。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年2月9日分の掲載記事です。

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