筒井康隆先生の
” 本文庫は、小説家・筒井康隆の作品を、16人の漫画家が独自の解釈でコミカライズしたアンソロジーです。
2010年に刊行した『筒井漫画讀本ふたたび』および1995年に刊行した『筒井漫画讀本』、2つの単行本を底本としています。”
と注釈された『筒井漫画讀本ふたたび』を先週末読了。
昨年(2021年)6月、神戸市内の流泉書房往訪時に ↓
購入していたもので、購入時は読もうかどうしようか決めていなかったものの、一時10冊前後に及んだ筒井康隆先生の積読本が解消され
本書が現時点手持ち最後の筒井先生本という状態から、讀むならこのタイミングだと ^^
マンガから感じられる新鮮さ
漫画化されているのは 19作品(含. 筒井康隆先生自身による3作品)で、
讀み覚えのあった
熊の木本線
あるいは酒でいっぱいの海
弁天さま
といった作品は文字で読むのと絵で捉える感覚の違いで、
作品によっては性描写が濃厚なもの(漫画だとそれが助長される)に筒井康隆先生らしさを感じたり、
先々月、アニメ版『パプリカ』↑の視聴し、原作とは別物な感覚を抱きましたが、本書も筒井康隆作品を新たな角度から斬れ込むような感覚に新鮮さ(=面白さ)がありました〜