週初めに、読み始め記 ↓
をアップロードした佐野元春さんが聞き手を務める対談集『ザ・ソングライターズ』その後、
矢野顕子 ー 聴き手の想像力の入る余地をつくる
Kj ー ギターリフのような言葉を
桜井和寿 ー 無意識がつくり出すものを大事にする
後藤正文 ー 今起きていることを書き起こすのが詞の役割
鈴木慶一 ー 妄想力をどこまで発揮できるか
岸田繁 ー 五感から生えてくるものを拾っていく
RHYMESTER ー 日常の会話からリリックが生まれてくる
山口一郎 ー 感情が溢れる瞬間を見極める
山口隆 ー アイ・ラブ・ユーに新しい光を当てる
と+9名で(24名中)13名に到達、中間部でのおさらい。
Mr.Children、日本人の音楽へのこだわり、ヒップホップ事情 etc
刺さりどころは
” 桜井 僕はほぼ曲が先ですね。たぶん、訴えたいこと、それから歌いたいこと、叫びたいことのイメージを持って曲がまず生まれてくるんだと思うんですよね。
それで、そのメロディが頭のなかでできて、なんとなくキーを決めて、自分の口でそのメロディを適当なラララだったり適当な英語だったりで歌ってみて、叫んでいる口の聞き方とか、その声のかすれ方で、これは怒りなのか、優しさなのか、その音から自分が何かをもらうんですね。”(p250/桜井和寿 x 佐野元春)
ミュージックシーンのフロンティアラインを走るソングライターのリアルに、
” やっぱり日本人の音楽を聴きたいんですよね。日本人が日本の言葉でわかりやすく歌ってくれる音楽を聴きたいなと、僕は思っていて。”(p360/岸田繁 x 佐野元春)
という作曲の前段のアティテュードに、
” ライミングについて、「ダジャレとどう違うの?」と言われることが多いですけど、僕は「ダジャレです」と言い切っています。
ダジャレで「上手いこと」を言う。
それがライミングとして成立していれば聴いた時に内容も腑に落ち、さらにそれが四小節という音楽的な展開のなかに存在している。ラップにおいてそれは基礎中の基礎とも言えることで。”(p386/RHYMESTER x 佐野元春)
と、これまでの流れとは異なるヒップホップでの曲づくりのプロセスに、
登場ソングライターによって、こだわりの部分であったり、共通項が見出されたり、濃いぃ対談集は中盤から後半へ〜