準備銀行、金利引上げで住宅価格15%低下
” 豪準備銀行(RBA)による政策金利の引き上げが、早ければ来月3日にも行われるとみられるなか、同銀は引き上げによる影響で、住宅価格が15%下落するとの見方を示していることが分かった。
国内の4大銀行のうち3銀は、RBAが3日に0.25%の利上げを行うと予想している。
RBAによる分析では、金利が現行の水準からして200ベーシスポイント上昇(2パーセントポイント上昇)した場合、住宅価格は15%低下するとしている。
さらに、この15%の低下分は、21年の都市部の不動産価格の上昇率23.7%を取り消すのと同等だと指摘している。
国内のほとんどの金融機関は、金利が向こう1~2年間で約2%近くまで引き上げられると予想しており、これが現実のものとなれば、住宅保有者は購入価格を下回る住宅について、ローン返済を続けるという状況になるとみられている。”(出典:JAMS.TV)
ヘッドラインだけ見れば朗報と受け止められるものの記事を読むと一面的ではないと。但し、今後の流れは分かることになりますね。なお、記事にある来月とは(2022年)5月のこと。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年5月1日分の掲載記事です。
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