神田昌典さんが解き明かす、感情を使う事で「集客」を簡単にする方法:『あなたの会社が90日で儲かる!』読了

神田昌典さんの『あなたの会社が90日で儲かる!』を読了。

「神田昌典」の名を世に知らしめる事になった代表作の一つですが、神田さんの著作を数多く読んでいながら、今頃という感じ。

書店で立ち読みした際は、1999年初版で、在庫されていたものは、実に「44刷」時代を超えて伝承されている内容といえますが

読み始めると、さすがっ!とばかり、(電子書籍)マーキングが次から次へという具合でした。

感情に始まるマーケティング

本書で力説されているのは「エモーショナル・マーケティング」・・

” 一言でいえば、「あなたの商品を売ってくれ」と、お客さんが集まってくるマーケティング手法です。” (3% / 百分率は紙の本で言うところのページ数に相当/以下同様)

” ほとんどの会社は、人間の感情を考えないで、ビジネスをしている。だから本来得られるべき売り上げや効率が得られないのです。

感情を刺激して、相手の反応を誘発させる。そうすれば、お客さんからあなたに声がかかる。

お客さんが、あなたを見つけることができるようになる。すると飛躍的に営業効率がアップします。” (4%)

本書で紹介されているノウハウを実践すると・・

” 典型的にどういうことが起きるかというと、売り上げが上がるだけではなく、営業経費が低くなります。

その結果、九〇日以内にウハウハ状態、つまり高収益企業に変身することができます。” (4%)

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きちんと学べば、実は難しくない「集客」

ノウハウを実践するにあたり、この今の時代背景に関して

” これからは誰もが、自分の商品やサービスを売る能力を磨かなければならない。 ・・中略・・

しかし、安心してほしい。「大変な時代だ」と嘆く必要はない。なぜなら集客というのは、それほど難しくないからだ。 ・・中略・・

私の考えでは、集客というのは科学である。実に、予測可能なものである。” (13%)

Hand holding a megaphone throwing social media icons on blue background.  Vector file available.

知っているか否か、の分岐点

本書を読んだ人と、読んでいない人の違いに言及があり・・

” この本を読んでいないほとんどの人は、商品や品質で集客力が決まると思っている。そこで売り上げをアップさせるために、

値引きをしたり、景品を増やしたり、また夜遅くまで働こうとする。

しかし、集客できる保証はない。集客に失敗した場合、努力した分だけ、マイナス効果になってしまう。

一方、あなたは、たとえ同じ商品を販売したとしても、表現の工夫だけで、反応が何倍になることを、知ってしまった。

すると、どうだろう。必要なことは、頭を働かせるだけ。経費は一切増やさない。また労働時間が増えることもない。

広告の表現を変えるだけ。 ・・中略・・

エモーショナル・マーケティングとは、あなたがお客を探すのではない。お客があなたを探す方法だ ” (58%)

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仕掛けを動かすための大原則

広告で重要な事は

” 広告の目的は、見込客のリスト化だけに注力したほうがいいということだ。” (69%)

商品を売るためには

” 残念ながら、人間は、必要性だけでは商品を買わない。ウォンツ、すなわち、欲求がないと購買という行動に向かわないのである。” (88%)

行動を起こさせるために

” 行動を取らせるためには、絶対に忘れてはいけないキーワードが、緊急性である。

人間、どんな素晴らしい提案であっても、後回しにする。忙しいから、「あとでいいや」となってしまうのである。

そこで、「後でいいや」という反応を、「いますぐ判断しないと、大変なことになる」という反応に変えていかなければならない。

それが緊急性なのである。” (95%)

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「集客」について、通説に従うか、実践済みのメソッドを学ぶか

など。従来の考え方を覆すところに始まり、論理的な説明が成され、神田さんご自身で実践された事と

神田さんが組織する実践会から得られたフィードバックをもとに、

抽出されたエッセンスが凝縮されていて、その納得感が見事ですね。

神田さんの言葉として、神田語録にも取り上げられる・・

” 「真面目に働く」というのと、「儲かる」ことは、相関関係はない。” (12%)

は、本書で用いられていましたが、今の時代、事業を営む人たち誰しもが求めている「集客」に関して

深く学べる一冊。増刷が重ねれている事が、よく実感出来ました。

ご協力とお仲間募集のお知らせ

自分の事業を通じて、日本とオーストラリアの距離を近付けようと、

下記のFacebookページを作成し、日々更新しています。

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私の場合、バックグランウンドもあり、オーストラリアに注目しましたが、

日本から海外へチャレンジしていきたい方々とのご縁を広く築く事が出来れば嬉しく思います。

応援の意味合いや、海外へのご興味から(上記)Facebookページに「いいね!」頂き、

メール(mewisemagic.net *gmail.com / * を @ に変換の上、送信下さい)、

Facebookページのメッセージ(画像の下中央)、本ブログのコメント欄等からご連絡頂けた方(既に「いいね!」済みの方も歓迎)には、

自分用に編集した神田昌典さんがビジネスパーソンに向け発信している知的刺激を促すメッセージ10選(下記↓の 他9つ)を

▪️内容の一例

“キーワード:日本に引き蘢るのを止めて、アジア人であるというセルフイメージを持ってみる

解説:私たちは、世界経済の成長エンジンとなる、アジアに生まれてきた。

しかも日本は、アジアの中で最も西欧文化を取り込んだ国であり、橋渡しが出来る極めて重要な位置にいる。

つまり日本人は、ほんの少し視野を広くすれば、歴史上はじめて、世界のあり方自体に非常に大きな影響力を及ぼせる、貴重な数十年間を生きることになる。”

御礼の意味を込め、差し上げたいと思います(6月12日まで)。

日頃、固定された視点を外され、程よい刺激を得られる事と思います。お気軽にご連絡下さい。

 


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