国内在住のニュージーランド人に選挙権付与へ
” 連邦政府のアルバニージ首相は8日、訪問中のニュージーランド(NZ)のアーダン首相とシドニーで会談を行った。
会談後、アルバーニージ首相はアーダン首相と共同で声明を発表し、オーストラリアに居住し働いているNZ人に選挙権を付与する方針を明らかにした。議会委員会に対し検討を求めるとしている。
アルバニージ首相はかつて、オーストラリアの社会で働き、貢献し、納税するNZ人に選挙権が与えられていたとして、「かつて存在した制度に戻る方策があるか、議会委員会に検討を求めるつもりだ」と述べた。
両首相はさらに、両国関係を“リセット”する計画の一つとして、移民法の改正を提案。
NZ人やオーストラリア人が、お互いの国において“永遠に一時的居住者”の身分に甘んじることなく、市民権を獲得しやすい環境の法改正を行うことを示唆した。
アーダン首相によると、他の国籍保持者のオーストラリア市民権の所得率が60%であるのに対し、NZ人では30%にとどまるという。
アルバニージ首相はまた、オーストラリアに長年居住するNZの市民権保持者が犯罪を犯した場合、ほとんどNZに居住したことがなくてもNZへ強制送還されていた問題について、「常識」を用いて判断していくとの考えを示した。”(出典:JAMS.TV)
オーストラリア、ニュージーランドの関係を密にする措置でしょうが、両国ならではの関係性を築くものいろいろとありそうです。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年7月18日分の掲載記事です。
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