(2023年)6月を迎え初日に作家 西尾維新さんの『怪人デスマーチの退転』を読了。
西尾維新さん本1冊目『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』となった↓
を読み始める前に、再びサイン本販売機会に遭遇し
触手が動いていた経緯。
お宝が返却される先を巡り・・
本書のあらすじを帯裏面から転記すると・・
” 初代怪盗フラヌールが盗んだ1冊の書物。豪華絢爛。異形で異質。再現不可能。金箔製の繊細を極めた書物が、2代目怪盗フラヌールこと、あるき野道足のターゲットだ。しかし、返すべき製作者とその妻が何者かに殺されていたことが判明し、名探偵・涙沢虎春花と待葉椎警部補がフラヌールを追う。怪盗フラヌールの返却行程の行きつく先は? “
というもの。
登場人物のネーミングからも伝わる強めの世界観で、今回も情景を描きながら進行をキャッチアップしていくことに苦戦した点は否めずも、全282ページ約2日で読み切りました。
なお、巻末の「あとがき」に
“『思っていたのと違う』ことにかけては小説家どころではないルポライター・あるき野道足を主人公とした返却怪盗シリーズの第二弾です。
・・中略・・
次回『怪傑レディ・フラヌール』で一区切りとなりますので、よろしければ、どうぞよろしくお願いします。”
とあり、多数の読者を魅了しているハマった側に入ればシリーズとしての楽しみ方も ^^