今週、参加したイベント3件で何れも同日という記憶にないトリプルヘッダーでしたが、その初っ端はキャスター/ジャーナリストの安藤優子さんのトークショー&サイン会。
最初、安藤優子さんがイベントされることに意外性を感じ、「(もしや)同姓同名の方かな?」とプロフィールをチェックすれば・・ 自分が思っていた安藤優子さんだと ^^ レアな機会かと参加。
ムック本『アンドーの今もずっと好きなもの。』発売記念で開催されたもので、トーク冒頭で出版経緯について説明があり、
3年ほど前に生番組への出演が終わり、「何をしようかな?」と考えたところマネージャーから「始めてみれば?」と薦められたのがInstagramで、最初、投稿した自撮りの姿に「これが今の私か」と愕然とされたものの、その段階で40名のフォロワーがつき責任を感じ、投稿を重ね継続されていったうち宝島社からオファーを受け、出版に至ったと。
「皆さんが考えているより、1,000倍くらい地味な生活をしているんですよ」とご本人は仰られていましたが、本を開くと
CHAPTER 1 着ること wearing
CHAPTER 2 食べること eating
CHAPTER 3 暮らすこと living
と章立てされ、美化された日常というよりは等身大のお姿での発信を意識されている様子。
例えばお料理について匙加減は日によってアバウトで味の出来は違い=二度と同じ味にならない、日によって出来不出来も楽しみのうちであると。
そこは戦争、紛争などでの取材経験から日常を過ごせることの尊さ、ご飯を頂けることへの感謝といった思いが先ずあってのこと。本に載せられた料理(カマンベールチーズの青ねぎのっけ、アボガトのごまラー油かけ etc)も毎日普通に食しているものばかりであると。
また、料理中のお喋りが欠かせないそうで、その際のInstagramでの発信もある模様。
掲載されている服もすべて私物だそうで、本に目を通すとファッションを楽しまれている様子(日常)が伝わります。
20分程度お話しがあった後、参加者からの質問タイムとなり、撮影時の苦労(愛犬リンゴと暑さの中での撮影等)に、健康維持のために心がけていること(食べたいものを食べ、とにかく早く寝て16時間のファスティング=朝はデトックスの時間に充てる)など、澱みなく快活にお話しされているお姿はTVを通じて抱いていたイメージと同一でした ^^
私自身が安藤優子さんを知ることになったのは、ニュースステーションであったとの記憶から、トークショー後のサイン会で自分の番を迎えた時、久米宏さんについて質問させて頂けば、
「凄く影響を受けました。久米さんは大好きな人で、天才です」といった回答を頂き、僅かながらも一対一の機会も持て、直に安藤優子さんご本人を感じられたことに満足を得られたひと時となりました。