消費者、生活費増加でバーゲン品選好強まる
” 豪ウエストパック銀行のデータによると、オーストラリアの消費者は住宅ローン返済や生活費負担増から支出を抑制し、特売品のみに資金を費やす傾向が強まっている。
1月13日までの週のウエストパック・カード・トラッカー・インデックスは137.2となり、昨年12月中旬から3ポイント上昇したものの、四半期ベースでは支出減少を示した。旅行や外食などのサービスに支出手控えが見られた。
インデックスは100が2019年の平均的な活動を示す。ウエストパックのシニアエコノミスト、マシュー・ハッサン氏は「クリスマスから新年にかけての消費者関連カードの利用動向は散発的で、主要なセール週の前後に活発化し、その後急減速するというものだった」と指摘。「消費者が生活コスト高に対処するため、より積極的に割引を求めている状況とおおむね一致する」と語った。オーストラリア統計局が30日発表する12月小売売上高は、11月に急増後に再び軟化する見通しで、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が2月に追加利上げを実施する必要はないとの見方が強まるとみられる。”(出典:REUTERS)
国民性のイメージとしては、開放的で今を楽しむといったライフスタイルが想起されますが、実情は現実的にシフトしているという証左になりますかね。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2024年1月22日分の掲載記事です。
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