追悼 John Sykes

2025年を迎えまだ20日余りながら驚かされた訃報に、医師の診断次第では・・ といった状況に直面し、そういったことに考えを及ばされていましたが、3週間が経過しようかというタイミングで飛び込んできたJohn Sykesの訃報。

朝、一連の流れに沿って出掛ける前にパソコンを立ち上げ、Facebookにアクセスしたところ最上部に久々John Sykes オフィシャルページからの投稿が表示。

出典:John Sykes Facebookページ(画像は投稿にリンク)

最初てっきりLos Angelesの山火事に絡んでの無事報告といった先入観から内容を確認せず Facebookページ John Sykesっていいね!倶楽部に反射的にシェアした後、文面に目をやれば・・

> John Sykes has passed away

を含む一文、、。

突如見舞われた衝撃の後、真っ先に脳裏に浮かんだのは 1989年夏のBlue Murder 初来日公演。同級生と馴染みない豊洲駅から徒歩15〜20分といった距離を歩いて、初めて聞くMZA有明 に出掛けていった一日。

これも馴染みなかったスタンディングでの観覧で、アルバムの出来が良過ぎた反動でライヴは期待値に届かなかったものの、今にして振り返ってみると今も振り返られるパフォーマンスは熱さなど「贅沢な時間だったなぁ」と。

Yahoo!でトレンド入り(検索時、#5)し世間的関心も高かった模様

帰り道、上機嫌で車から身を乗り出すTony Franklinの姿を目撃したり、35年近く前のことなのに懐かしく情景が再生されました。

遡ること数ヶ月前、Blue Murderの1stがリリースされることをBURRN!誌で知り、そこでDavid Coverdaleとの確執、アルバムに込められた思いを知り、購入すれば至極の出来、あまりの満足にカーステレオに場を移動し爽快にドライヴしたことも強めの記憶。

Blue Murderの名が外れ、Sykes名義でのリリースとなった Out of My Tree のプロモーション来日時には移転前のTower Record 新宿店でのサイン会で、本来は Out of My Tree のCDがサイン対象のところ、どうしてもこれに!と本人を目の前にして取り出した Blue Murder 1st albumのLPにサインしてもらったことは一つピークでした。

出典:Facebookグループ John Sykesっていいね!倶楽部(画像はグループにリンク)

SNSが普及してからはFacebookでJohn Sykesっていいね!倶楽部を立ち上げ、数十名の方とJohn Sykes Fan Conventionなどオフラインで交流出来たことも尊く、とにかく自分にとっては大きな存在、幸運を導いてくれる存在でした。

表舞台から姿を消して久しく、アルバムのリリース、来日は諦めモードであったのが実際のところですが、せめて晩年の様子やどんなことを考えておられたのか(実は復帰に意欲的だった?  罹患はいつ頃からであったのか etc)、ファンとしては気になるところ。溢れる思いから一旦この辺りで区切りますが、訃報を知らされた衝撃の一日に過ぎった思いを留めておこうと思いました。

Rest in Peace, Mr. John Sykes 🙏 You have enriched my life.


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