『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』から紐解く、吉田松陰シリーズ
「友 FELLOW」編の続き・・
153 お互いの誇りを尊重する
” 皆が納得していることには異論をしめし、誰かがずばぬけて好きなことには敬意をしめす。
皆が信じているものには疑問を投げかけ、その人しか持っていないものには敬意をしめす。
余計な口を挟まない。
これはひとつの集団が活躍するために不可欠なルールです。”(p209)
162 磨けばいつでも光る
” 人が生まれるとき、天は皆に才能を与えました。
でもほとんどの人は、目先の欲や些事にとらわれて、その才能をためしてみようとすら思いません。
教えてあげましょう。” (p220)
165 やるならとことんまで
” いいことをしたい。皆に喜んでもらいたい。それはいいことです。
ただ残念なのは、「月並みな奉仕」で考えが止まってしまうところです。
百にひとつ、千にひとつ、万にひとつの「飛び抜けた奉仕」を考えてみませんか。”(p223)
ひとり一つ与えられた輝くもの
前回は人間関係に関する内容でまとまってきましたが、今回は人それぞれに輝やかすもの(才能)に気づき、教え
それを集団の中で発揮、尖っていく在り方ということになりますかね。
言葉の刺さり具合としてはズバっというよりは、ふんわりした感じですが、才能で響き合う友人同士の在り様は心得ておきたいと思いました。
後日、『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』の最終章「死 SPIRIT」で5月に意図せず始まった吉田松陰シリーズ完結となります。