オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:アボリジニ ②

下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」9月27日付の記事を転記したものです。

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アボリジニ ②

” その文化は極めて長いあいだ大きな変化もなく続いたが、白人との接触以来特に19世紀半ばより大きな変化を余儀なくされ、伝統文化と生活様式を放棄し市街地に住むものが増え、1950年ごろからこの傾向が著しい。

現在約70%が市街地に住み、伝統的生活を営むものは大陸の北部や中央部などの僻地に限られているが、狩猟・食物採取の生活はなくなった。

なお、Aboliginesということばが侮辱的に響くことがあるため、最近ではAboriginal peopleを用いることが多くなっている。”(オーストラリア英語辞典 p3)

他のオーストラリア関連の書物(『豪州読本』)に目を通すと、権利関係に関して・・ アボリジニに対して1962年に選挙権が付与。1967年に国民投票の結果に基づいて オーストラリア国民として認められ、憲法改正を経て市民権が認められた。

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1976年には北部準州政府がアボリジニ土地権利法を制定し、土地権利に関する法律を制定し、各州の追従を牽引。その結果、オーストラリア全土の約10%にアボリジニの土地権利が確立し、徐々に白人が取り上げた土地に関してもその一部が返還するための法手続きが行われるなど、段階的に関係改善のステップを踏んでいます。

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意外と我々と身近な接点として言葉が上げられ、 アボリジニ語で、カンガルー:「知りません」、(首都)キャンベラ:「集まる場所」という意であるそうな。また、芸術の分野ではそのデザインが独特なアボリジニアート(参照:上記画像)をご覧になられた事のある方も少なくないと思います。


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