下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」8月6日付の記事を転記したものです。
オーストラリアのユニクロ:Uniqlo Australia ③
” Uniqloのオーストラリア国内初店舗がオープンしたのは2014年4月。(中略)ユニクロはシドニー郊外のマッコーリーや、シドニーの中心地にも新店舗をオープンしました。
(中略)
ユニクロの衣料品もカジュアル服の価格破壊につながりました。
これまでオーストラリアで売られていた物と、その品質には雲泥の差がありました。
ユニクロの登場でオージーの意識は変わり、「普段着でも、ある程度小綺麗な服を着ることができるんだ」などと考えだしたようです。
これまで彼らが着るものと言えば、パーティに着ていくようなドレスアップか、家の中で着るようなTシャツ、短パン、サンダル(もしくは裸、裸足)。
多くのオージーにとって、それ以外の服装というものは存在していませんでした。
しかし移民増によって、ジーンズやスニーカーを普段着として着用する人が増え、とどめにユニクロの普及もあって、ようやく「普段着」という存在をオージーが意識するようになりました。
これは革新的なことと思います。”(『「おバカ大国」オーストラリア だけど幸福度世界1位! 日本20位!』77%)
以前、ユニクロ(事業)のオーストラリア進出について取り上げた時は、計画通りに進んで行っていないといった内容で書きましたが
それまでオーストラリアになかった「普段着」という概念を持ち込んだのあれば、(普段着を着るという)習慣の定着とともに、日本でそうであったようにオーストラリアでも旋風を巻き起こす日が近づいているのかもしれませんね。