下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」10月13日付の記事を転記したものです。
オーストラリアの道路交通法 ②
前回、飲酒運転時、血液中のアルコール含有量によって罰則が適用される旨を記載しましたが、ペナルティに踏み込むと・・
” たとえば、0.02から0.05までは初回違反の場合、最高1,100ドルの罰金、最低3ヵ月最高6ヵ月の免停、2回以降違反の場合は、罰金最高2,200ドル、免停6ヵ月から無期となっている。
0.05から0.15までについて初回違反の場合、罰金最高2,200ドル、禁固刑最高9ヵ月、免停最低6ヵ月最高無期限、2回以降違反の場合、罰金最高3,300ドル、禁固刑最高12ヵ月、免停12ヵ月から無期限となっている。
0.15以上の場合、初回の違反で罰金最高3,300ドル、禁固刑18ヵ月、免停12ヵ月から無期限、2回以降違反の場合、罰金最高5,500ドル、禁固刑最高2年、免停2年から無期限などとなっている。
・・中略・・
スピード違反に関しては、普通乗用車の場合、15kmまでの速度超過は、79ドル(3点減点)、15〜30kmまでは238ドル(4点減点)、30〜45kmで609ドル(5点減点)、45km以上は1,642ドル(6点減点)となっている。不払いで裁判所から支払い命令が出れば、罰金は一律2,200ドルとなっている。”(出典:『豪州読本』26%)
この他、薬物の影響による運転に関しても州ごとに厳罰が定められているとのこと。
オーストラリアはアメリカと並んで、日常生活で自動車に依存する割合が高い国というデータがあったものと記憶していますが、上記、罰則とは別途、精神的ストレス、相手方への賠償等・・。
次回はシートベルトの扱い、免停などについて紹介します。