下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」8月15日付の記事を転記したものです。
オーストラリアの主要都市 ⑤:パース
” パースは世界で一番美しく住み易い町と言われてますが、また世界で一番孤立した首都でもあり、東部に位置するシドニーは4,100kmの距離で、これはシンガポールまでの距離より遠くになります。
西オーストラリア州の面積はオーストラリア最大、日本の約8倍で又豪州全体の1/3を占めます。(人口は)豪州全体の人口の約10%となっております。
パースと言う名前はスワン川周辺の30幾つかの市(カウンシル)の集合体を指し、地元ではパースメトロポリタンエリアをパースと呼び、パース市そのものはPerth, North Perth、East Perth、NorthbridgeなどのSuburbからなる面積60平方km 、人口8万人一地方都市にすぎません。
パースはスワン川によって南北にわけられ、中心部は高層ビルが建ち並ぶ整然とした都市ですが、周辺部は高層ビルは少なく沢山の公園に囲まれた住宅地が建ち並んでいます。
スワン川の周辺は最高級住宅地が建ち並び、パース市民は釣り、水泳、ヨット、ウォータースキーなどを楽しんでいます。
パースの住宅費、生活費は他州の首都と比べて低いこともあって、他州や海外からの移住者が多くパース生まれパース育ちの人口とそれ以外の人口比は50:50となってます。
パースは近代都市としての機能を十分持ちながら、人口とスペースのバランスがよく、また気候も地中海気候と評されるように、夏は暑く乾燥して冬は涼しく穏やかで暮らしやすく、多くの移住者の憧れの町となっています。
シドニー、 メルボルン 等他都市に住んでいる方のなかには、パースは孤立していてリラックスしすぎている退屈な町だと言う意見もあるそうですが、パースに移り住んだ人の殆どはそのまま住みつづけるという事実の方が説得力がありますね。”(出典「パース通信」)
かつては日本からの直行便もあり、一っ飛びでオーストラリアの反対側、(上記)文中にある周囲の大都市と隔絶されたロケーションから、地球の端っこといった感覚も抱きますが
フリーマントル(と記憶)の朝市とか、スワン川でのクルージングとか、20年近くの時を経ても、その印象的な時間の流れは容易に、懐かしく思い出すことが出来ます。
フライトの関係から遠くなってしまった都市ですが、シドニー、 ブリスベンといった東海岸の都市とは異なる風情がそこにはあると思います。