週末の解放感で感じたいポール・アーデンが広げてくれる思考の幅

1日8時間寝ていたとして、起きている時間16時間。それでも、全然ここに書くネタが思い浮かばない日もあり

今回もそんな日で、本棚から週末のインスピレーションも兼ねて「プレイ・ジョブ」(著者:ポール・アーデン)を引っ張り出して(各項目、要約抜粋)、頭のリフレッシュ。

■THERE IS NO RIGHT POINT OF VIEW.  流されるな。

playjob 001

月並みな意見、もしくはありがちな意見がある。

独自な意見がある。

多くの人たちが認める、一般的な意見がある。

ごく限られた人しか認めない、少数派の意見がある。

しかし、正しい意見というものはない。

あなたはいつでも正しい。あなたはいつでも間違えている。

その違いはあなたが見る角度による。ただそれだけのことだ。(p92-93)

■No ONE but No. エゴを隠すな。

playjob 002

頭のいい人は、「自分のエゴを見せない」ことがマナーだと考えている。しかし、彼らはもう少し真剣に考えた方がいいと思う。

私たちには生まれつき “エゴ” が備わっており、なにか重大な理由があるからではないだろうか。

すごい人物にはすごいエゴがある。もしかするとエゴがあったからこそ、すごい人物になれたのかもしれない。

どうせエゴはやってもなくせないんだ。無理に隠そうとしないで、うまく利用すればいいじゃないか。人生は結局、自分のためにあるのだから。(p80)

■BEAT THIS.  限界をぶっ壊せ。

playjob 003②

先日も来日公演で武道館クラスの会場を数回売り切れとして、神懸かり的な人気は今も健在なエリック・クラプトン。

その名声を確立した初期の活動で CREAMが上げられますが、トリオ編成でドラムを務めたジンジャー・ベイカーのエピソード。

広告会社でバイトをしていた折、マネージャーに突然の如く、ドラマーになろうと思うから退職する旨を伝えた。

マネージャーが「ドラムは叩けるのか?」と問うたところジンジャー・ベイカーは「今は叩けません。でもいずれ叩けるようになるでしょう」

後にエリック・クラプトンと共にロック界で名声を確立したジンジャー・ベイカーは・・

できるかどうかを知るより先に、なりたいものになっていた。(ジンジャー・ベイカーは)ゴールだけを用意していた。(p76)

知らず気付かず、思考はパターン化している

ってな具合、久々に本書を見ましたが、刺激的な表現であったり、独特の見方であったり、

普段気付かぬうちに思考が凝り固まっているところ、こういった読み物に目を通すのも程良い刺激を得られてイイですね。

PaulArden02

Paul Arden(1940-2008)


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