下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」12月1日付の記事を転記したものです。
中国に依存している国ランキング
” 2015年11月26日、米誌フォーブスは「中国依存ランキング」を発表した。28日付で参考消息網が伝えた。
中国経済の減速が世界経済に悪影響を与えるのではないかと懸念されている。フォーブスは、輸出額全体に占める対中輸出の比率から、特に影響が大きい国・地域を発表した。
5位:日本。対中輸出額/輸出額=19%、対中輸出額はGDPの3%に相当。
4位:チリ。対中輸出額/輸出額=23%、対中輸出額はGDPの8%に相当。
3位:韓国。対中輸出額/輸出額=25%、対中輸出額はGDPの11%に相当。
2位:台湾。対中輸出額/輸出額=26%、対中輸出額はGDPの16%に相当。
1位:オーストラリア。対中輸出額/輸出額=34%、対中輸出額はGDPの6%に相当。”(livedoor NEWS)
日本でも中国人旅行者の爆買いのニュースなど、経済面で中国を巻き込めるか否かが数値に影響を及ぼす面が大きい(銀座地区の百貨店で売上の1%程度と記憶)と言えますが、
この記事を読むと世界で一番中国頼みなのが、 オーストラリアであると。
風が吹けば桶屋が儲かるの要領で、2012年までは中国の経済成長に伴う(オーストラリアが輸出する)資源需要が堅調で、オーストラリアの国内経済に好影響を与えていたのは周知の事実ですが、以降も経済成長は継続しているものの、見通しが示されてはおらず、踊り場(の局面が続いている)と言えるでしょう。
このあたり、親日と評されていたトニー・アボット前首相に対して、中国寄りと言われる マルコム・ターンブル首相が期待されている面と言えるかもしれませんね。