下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」12月14日付の記事を転記したものです。
オーストラリアの飲料市場 ③
” 飲料以外にもいくつかの市場機会があり、様々な種類の茶や茶成分を抽出した製品を取り扱う健康食品店や専門店がある。緑茶や石鹸、スキンケア製品、ハーブ製品、医薬品、香料といった付加価値製品の原料として使用して販売しているものである。
オーストラリアにおける緑茶や緑茶抽出物に対する需要が非常に高いにも関わらず、国内の生産では市場の需要を満たす事が出来ず、中国、マレーシア、日本など各国から緑茶を継続的に輸入している状況である。”(平成19年度食品産業国際化可能性調査 p18)
今回は(飲料)周辺市場に絡めたトピックで、前々回(オーストラリアの飲料市場 ①)の続きで、前回(飲料市場 ②)から時間軸が一旦戻ります。
キリンホールディングスが、1998年のライオンネイサン社の出資に端を発したオーストラリア市場進出や以降の業容拡大の背景には、このような情報がマーケティングされてのことと思料します。