不動産市場動向 ②
” シドニーの賃料は、2014年も上昇を続け、戸建ては1年で4%の上昇が見られ520ドルと最高値の記録を更新し続けている。また、新規物件の供給増加にもかかわらず、ユニット賃料も2%の上昇だった。
メルボルンでは、戸建ては変動はなく、ユニットは2.9%の上昇だった。
ブリスベンも同様に戸建ての変動はないものの、ユニットは都心部の新たな物件の影響により1.3%減少した。
アデレードでは戸建てユニットとも大幅な上昇はないものの過去最高値を維持している。
ホバートでは戸建てが3.2%、ユニットが3.8%と全都市のなかで最も値頃な上昇率となった。
パースはここ数年大幅な上昇を記録していたが、2014年は戸建ては6.3%の減少、ユニットは2.5%の減少となった。”(出典:『オーストラリア概要 2015/2016』p136)
今回は賃貸住宅市場の動向に関する前編で、都市別のトレンドを取り上げました。
全体では強気に見れる状況かと思いきや、ズームインすると一様ではない状況が説明されていますね。
次回、後編として総括的な考察を引用します。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
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