不動産市場動向 ③
” 投資市場は、年間を通して変動はあるものの回復力に富んでいる。シドニー、メルボルンでは他都市に比べ利回りが低いが、2014年末には回復が見込める傾向にあった。
シドニーでは、2015年も需要が供給を上回る状態が続き、賃料の上昇も続くとみられる。
2014年12月時点の空室率は、戸建ては主要都市すべてにおいて2.5%未満とタイトな状況になった。一方ユニットは、メルボルンやブリスベンなど新規のユニット建設が増えている都市では3%以上を維持している。”(出典:『オーストラリア概要 2015/2016』p136)
昨年(2015年)にヒアリング出来た話しでは、シドニーの物件相場上昇は既存住民の転居を余儀なくしている側面があるほど、熱を帯びているようです。
日本国内の空室率を検索したところ、東日本で最低の東京でも14.5%であることから
シドニーをはじめとするオーストラリアの不動産市場が、貸手優位にある状況が推察されます。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
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