『マッドマックス 怒りのデス・ロード』第88回アカデミー賞で最多6部門受賞
先月(2015年2月)末にアメリカはハリウッドで開催されたアカデミー賞、
「作品」「脚本」など主要部門は逃したものの「編集」「録音」など最多6部門を受賞した『マッドマックス 怒りのデスロード』.-
鑑賞したオーディエンスの満足度に対して、興行収入が結び付かなかった側面もあるようですが
受賞の有無を問わず、映画ファンの心に残る一本にはなっていたとは思いますが、
権威あるオスカーが授与されたことで、その(2015)年を代表する一本に箔がついたといえる結果になりました。
私を含め「マッドマックス=メル・ギブソン」の固定観念があって敬遠されたり、(前シリーズの)残像が影響したりといったシリーズ新作のハンデも多分にあったでしょうが
実際に鑑賞すると先入観が覆され、上映時間中、独特の世界観に魅了されたオーディエンスが多勢あったでしょう。
本作の撮影はナミビアでしたが、製作国であるオーストラリア映画界にとっても快挙といえる本年のアカデミー賞であったと思います。