ノンフィクション作家 石井妙子さん上梓の話題作『女帝 小池百合子』を読み始めてから
序章 平成の華
第一章 「芦屋令嬢」
第二章 カイロ大学への留学
第三章 虚飾の階段
第四章 政界のチアリーダー
第五章 大臣の椅子
第六章 復讐
第七章 イカロスの翼
終 章 小池百合子という深淵
と章立てされているところ「第四章 政界のチアリーダー」まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
知られざる半生が明らかに 『女帝 小池百合子』石井妙子著
イメージと書かれてあることの大いなる乖離
最後の「あとがき」を含め全429ページのうち220ページまで進んだことになり、
既に本2、3冊読んだ(ような)感覚で、気分的には息苦しさのようなものを抱きつつ・・
出版直後から書店で目立つように陳列されていたことから承知はしていたものの
当初は読む意欲は無かったものの、わりと身近なところからの発信で数件感想を目にして
「読んでみようか」との心情に至り、早々に納得 ^^
小池百合子東京都知事の主だった経歴(/イメージ)である芦屋令嬢、カイロ大学を首席で卒業、女性キャスターから政界転身といった輝かしいキャリアの裏側で
実は、(本書によると)実家の家計は火の車であったり、 家族が気を揉むほどの容姿に抱いたコンプレックスであったり、昨今話題のカイロ大学での学位(卒業)に関しても・・
といったことが丹念に紐解かれており、真偽を判断出来る立場ではありませんが、存分に現実性、必然性感じられる内容で、そのことが、既述の息苦しさ(のようなもの)を引き出しているものと。
関心は高いながら、都民の審判は・・
これを書いている(2020年)6月中旬現在、主要ECサイトでは取り寄せ、都内の大型書店でも売っていたりいなかったり等、バカ売れしているように見受けられますが、
来月には東京都民に大きな決断が求められる中、本書の影響を以てしても大勢に影響がないであろう現実を想像すると、少し怖いような気が(既に)・・