LOUDNESSをご存知の方、一般的に二井原実さんのVocalで、Crazy Doctor、Crazy Nightといった代表曲をイメージされるのが多勢でしょうが、
特に1994年〜2000年頃、従来とまったく異なるアプローチをしている時期があり、
リアルタイムでは脱落していた私でしたが、2000年頃、何かのきっかけで GHETTO MACHINE(1997年)を聴き、
「最近のLOUDNESSこんな風になってたんだ!」と少なからず驚かされ、その衝撃以降、私自身インド・シリーズと称していた
GHETTO MACHINE、DRAGON(1998年)、ENGINE(1999年)ばかりをカーステレオでヘビーローテーションさせていた時期は約20年前の懐かしき思い出。
どハマりしたは良いが、その時点、第4期と称されるメンバーはそれぞれの道を歩み始めてしまっており、(LOUDNESSは)オリジナルメンバーが結集しようかという時期。
「凄い良かったのに、(生で聴く)時期を逸したなぁ、、」なんて長く叶わぬ夢と思っていましたが、
先月(2021年5月)、突如、高崎晃さんが
同時期の公演を示唆するTweetを。
心して発表を待てば・・
朗報であるも、「東京(公演)がない、、」。
「どうしようかなぁ・・」としばし思案した挙句、今回限りの可能性は否定出来ず、「行くしかないかー」とチケット発売日翌日に大阪行きを決断 ^^
高まるヴォルテージ
そして迎えた待ちに待った当日。断続的に雨が舞う中、会場の大阪/梅田駅から徒歩圏のam HALLに開演2時間半前に到着すれば、
リハーサル中で、Desparation, Desecration、9 Miles Highが、大音量で会場外へ(音漏れ) ^^
「こう来るのかぁ」と、9 Miles Highに関してはリハーサルの模様がTweetされており
どハマりした中でも、その度合い上位曲でテンション上がっていましたが、セットリストの流れが読めてきて、俄然待ち遠しくなる開演の瞬間♪
近くで小腹を満たすなどして時間を潰し、いざ開場(=開演1時間前)。場内に足を踏み入れると、まずVIP特典でステージ上に並んだメンバーの元を訪れ
開演前の緊張感を感じさせないリラックスした空間に飛び込み記念撮影。
喉を潤すなど、そんなこんなで気づけば開演15分ほど前。ようやく座席に腰を下ろし、
ライヴ前のワクワク感に身を委ね、定刻18:00近く、まずVocal Rayさんと、ゲストVocalを務められる下山武徳さんと大山まきさんによる前説 ^〜^;
Rayさんと高崎晃さんの出逢いやAkira Takasaki and EvolutionのEvolutionに込められた意味合い(Evolution=進化、沖縄の言葉で「しんか」は仲間の意))など和やかに進行。
Desperation, Desecration で一変した空気
最後「この空気感をお楽しみ下さい」の前フリが絶妙で、Desperation, Desecrationで開演したステージで雰囲気が一変、
座席は3列目でしたが、ギターの一音一音がよく聴こえるなど絶妙なサウンドバランスに、
最初は聴き込んでいたアルバムと(高崎晃さん以外)レコーディングメンバーと違うことに二の足を踏んだ部分もありましたが、
いざステージが始まれば、その思いが過ぎることはなく、序盤から 9 Miles High、特に楽しみにしていた Evil Ecstacyに、(回想〜)Babylonと自分好みのナンバーが並び、
「来て良かったぁ」と早々に遠路足を運んだ満足感が360°=極上の期待していた空気感 ^^
ステージは(換気タイムを設ける必要性から)2部構成で、1部のセットリストは ⬇︎
第3期に分類されるPray For The Deadで抑揚この上ないキレのある演奏で締め、15分ほどの休憩。
よりDeepに、そしてClimaxxへ
前節で「後半はセッション」みたいな話しがあったことから、てっきりBuddha Rock再演!と称された本編は終了でDeep Purple等のスタンダードに移行かと思いきや、然に非ず ^0^♪
第2部は ENGINE の頭の流れで (SE)Soul Tone〜 Bug Killer で再び場内のボルテージが急騰、 Crazy Go-Go、Slaughter Houseとノリの良いナンバーが続きます ^^
この後、ゲストVocalのお二人が登場され、(期を問わず)LOUDNESSのヒットパレードで、これで更に盛り上がらないはずがない💣🔥
その口火を切ったのは Crazy Nightで、この日、この後の展開を示唆していた曲でもありましたが ^〜^;
お二人とも声量溢れるパワフルな歌唱で、二井原実さんが歌われる時と違った感じで大いに煽られました ^^
最後はメークアップを施したRayさんがステージに戻られ、
LOUDNESS BUDDHA ROCK 1997-1999「GHETTO MACHINE」full version for promotion
Ghetto Machineで大団円。
開演前、ちらっと通り過ぎようとしたPA卓に目をやった際、セットリストの最後がこの曲であることに気づき、
「Ghetto Machineで締まるかな?」との思いが過ったものの、タメの効いた重低音のグルーヴが見事で、Buddha Rockを締め括るに相応しい選曲だったと思います♪
20余年の時を経て、そして訪れた一夜
2部で計1時間50分程度の演奏時間であったものと。とにかくBuddha Rockを体感出来る日が訪れたことに、
それを体感出来たこと、更に再現度の高さに、出来ることならもう一度、開演前まで時間を戻して、同じ体験を二度浴びしたいほどですが、
公演中のMCで高崎晃さんが、「出来たらこのメンバーで全国廻れたらええなぁ」といったことをおっしゃられていたことから
その際は東京若しくは近郊での公演を念じつつ多少無理が生じても万難を廃して、この空気感に再び浸れる日をと切に望みます🙏
・・の前に、しばしインド・シリーズ(=Buddha Rock)のヘビーローテーション第三期到来(中)です ^〜^♪