『アンソニー・ロビンズの「成功法則」』を読了。 と言っても、従来のパターンとは異なり
「この本、欲しいなぁ」と思っていた折、図書館で発見し、350ページをちまちまと読み進めたもの。
従来は付箋を貼りながらという作業を刺さってきたところはノートに書き写すという作業で。
今回は「自分自身への質問」が持つ力に関して、トピックを絞って・・
自分に力を与える質問とは?
” 失敗や断られる可能性を恐れなくてよいとすれば、どのような質問を自分に投げかけるだろう?
新たな答えは、新たな質問から生まれるのだ。自分自身や愛する人に問いかけることができ、
たくさんのパワーが湧いてくる質問とはどんな質問かを考えてみよう。” (p101)
問題解決のための質問リスト
” ① この問題の素晴らしい面は何だろう?
② 未解決なことは何だろう?
③ 望む状況をつくるために、自分から進んで行なえることは何だろう?
④ 望む状況をつくるために、「これ以上しない!」と決めることは何だろう?
⑤ 望む状況をつくるために、必要なことを実行するプロセスをどうやって楽しもう?” (p103)
” 君がいつもしている質問は、どちらのタイプの質問だろう?元気をなくす質問だろうか、あるいは喜びを生むような質問だろうか。
怒りを生む質問だろうか、あるいはインスピレーションを与える質問だろうか。苦しみを生む質問だろうか。それとも不思議な力を与える質問だろうか。
気持ちが高まって元気になる質問をして、人間の素晴らしさを最大限に活かすような人生を生きよう。
君の運命を決める「大切な質問」をもう一度、確かめておこう。” (p105)
朝のパワーアップ・クエスチョン
” 毎朝行なってほしい「朝のパワーアップ・クエスチョン」とは、次のとおりである。
① いまの人生で「幸せなこと」は何だろう?どのような点が幸せなのだろう?
その幸せによって、自分はどんな気分になるだろう?
② いまの人生で「ワクワクすること」は何だろう?どんな点がワクワクするだろう?
そのワクワクで、自分はどんな気分になるだろう?
③ いまの人生で「誇れること」は何だろう?どんな点を誇れるだろう?その誇りで自分はどのような気分になるだろう?
④ いまの人生で「感謝できること」は何だろう?どんな点を感謝しているだろう?その感謝で、自分はどのような気分になるのだろう?
⑤ いまの人生で「最も楽しいこと」は何だろう?どのような点が楽しいだろう?その楽しさに自分はどのような気分になるだろう?
⑥ いまの人生で「打ちこんでいること」は何だろう?どんな点に打ちこんでいるのだろう?打ちこむことで、自分はどのような気分になるだろう?
⑦ いまの人生で「誰を愛している」のだろう?どのような点を愛しているのだろう?
愛することで、自分はどのような気分になるだろう?
そう、これらの質問から朝をスタートさせるのだ。パワーアップ・クエスチョンを習慣化することによって、
君の成功へのステップは、より確実なものになるだろう。” (p117)
夜のパワーアップ・クエスチョン
” 寝る前には、君をいい気分にしてみるのもいいだろう。
① 今日は何を「与えた」だろう?どんな点で自分は「与える人」になれたのだろう?
② 今日は何を「学んだ」だろう?自分はどれだけ昨日と違った人間になれただろう?
③ 今日はどのように「人生の価値を高めた」だろう?
今日という日を将来のための投資として、どのように活用できるだろう?
「どのような質問でも、問いつづければ必ず答えは得られる」 ・・中略・・
だから君がしなければならないことは、最適な質問を考え出すことだけなのだ。” (p118-119)
” では、日々、質問をし続けるには、どのようなものが役に立つだろう?
僕のお気に入りは2つある。最もシンプルで、最もパワフルで、あっという間に難題を乗り越えられる質問だ。
「これの素晴らしい点はどこだろう?」
「これをどのように利用できるだろう?」
という2つだ。
最初の質問をすると、否定的な考え方はくずれ去り、どのような経験でも自由に解釈すればよいことを思い出させてくれる。
ネガティブな方向ではなく、ポジティブな道すじが見えてくる。
さらに2つ目の質問は、「なぜ」ではなく「どのように?」ということに意識を向けさせてくれる。
答えられない点ではなく、解決策やプラスの点に意識を向けさせてくれるのだ。
その質問を日々の習慣に加えれば成功のための欠かせない日課となるに違いない。” (p120)
正しい質問は、自分に力を与えてくれる
当初は自分自身へのメモ書き程度で書き始めていましたが、この質問のパートで
メモ量がメモの域を越えて・・ ページ数が進むにつれて、数本の記事に書けるまでに(笑)
「質問が正しければ、人生は上手くいく」とは神田昌典さんも、鳥内浩一さんも指摘されている事で、それを知り、自分も強く意識するようになりました。
人間は朝、目が覚めた時から1日60,000万回程度、思考/自問自答をしているとの話しを何箇所かで聞いて
確かに、その質問が自分が力を与えるものになっているのか、奪う内容になっているのか、この違いは大きいでしょう。
更に本書では、ではどのような質問をしていけば良いのか、具体的に書かれており、このパートだけでも本の値打ちが十分にあると思いました。
別のパートは、また後日。