抽選に当たり、アントニオ猪木さんのプレミアムカレンダー2018発売記念来場イベントへ。
アントニオ猪木さんご本人参加で当選枠30と狭き門で、応募後、しばらくの期間「当たるかなぁ?!」などとドキドキしていたところ・・
開催5日前に当選葉書が送られてきて、ワクワク楽しみに迎えた当日。
惹き込まれるアントニオ猪木ワールド
開始(予定)時間17時ちょっと前に、自然発生的に沸き起こった猪木コールの乗せられアントニオ猪木さん来場。
17時まで待つのかと思いきや、マイクに握り、「今、一番怖いのは週刊誌。地震、火事、雷、週刊誌!」と 数日前に週刊誌記者と遭遇した際のエピソードからアントニオ猪木さんトーク全開 ^^
繰り出される話しとりとめもない話し(失礼)でありながら ^^ それぞれにオチがあって終始笑いの絶えないトークショー。
当初は、カレンダー購入者で当選者の30名に、イベント告知で約束されていたサイン色紙と握手が流れ作業的に行われていくのかと思いきや
近況に、政治の世界でのお話しに、1年に一度くらい今でもジャイアント馬場さんに間違われてしまう・・ といった多岐にわたるトーク満載、その多くがユーモアを交えて語られていきました。
伝説とは裏腹な気さくさ
神格化もされるお方だけに、会が始まる前はある種の近寄り難さのようなものを想像していたものの
そういった要素はまるで感じられず、敷居が低く、お話しが途切れたところで
突如「今日は質問を3つ受けます」と、参加者の中から質問(プロレスラーとしての資質、設立してきた団体に対する思い、外交に関して etc)を募るなど、
飛び出した話題に、(トークショーの)構成に、全て閃きに沿ったものであったと思いますが、
サービス精神旺盛で、(殆ど制約なしの)ゆるいイベント運営と相まって、アントニオ猪木さんと共有するアットホームな雰囲気、一体感が強烈な余韻として残されました。
最後はお約束の「1・2・3・ダァーッ」で、30分のイベントが締め括られ、終わって感じた不思議な高揚感のようなものは今まで経験したことがなかったような(感覚)。
親しみやすさとスター性と
アントニオ猪木さんに関しては、突出した行動力から評価は賛否分かれるところと思いますが、
ご本人は例えば政治の世界で「どうも人の足を引っ張るのは苦手で、いつもいいじゃねぇか、そんなこと」と思ってしまうとの大らかさで
そのようなコメントから伝わってくる器の大きさであったり、その場に居あわせた人たちを魅了してしまうスター性であったり、
このイベントで、多くの人の人生を変え、人を惹きつけた個性に触れた思いでした。
全体を通じて「こういう人って自分の周りにいないよなぁ」とか、僅か30分のトークショーでしたが、
その場に居た人たちが笑みに包まれ、始まる前と終わった後では皆、確実に元気になったであろうと
格闘技の世界にとどまらない、人を勇気づける愛に溢れたエンターティナーだなぁと、アントニオ猪木さんの人がらにすっかり魅了されてきました。