日本のプロ野球に遅れること約10日、海の向こうメジャーリーグ・ベースボール(MLB)も開幕を迎えました。
私の注目は当然、このところ記事にする機会の多いChicago Cubs:シカゴ・カブスの川崎宗則選手及び
実は川崎宗則選手が入団前からファンであった今シーズン、実に108年振りのシカゴ・カブスのの戦い振りにも熱視線を向けたく思っています。
と、川崎宗則選手及びカブスの話題は一先ず横に置いといて、今回はメジャーリーグ(MLB)に興味のないという方でも
とりあえず(ユニフォームが好みとかで)好きなチームなり、(顔が好みとかで)好きな選手がいるだけで、
ちょっとは気になる対象になってくる、かもしれません・・
全米及び海外からも注目されていた高校生
今回は、そういった可能性のあるあなたに!規格外という切り口で、一人のスラッガーを紹介したいと思います。
そのスラッガーとは Washington Nationals:ワシントン・ナショナルズ所属のBryce Harper:ブライス・ハーパー選手.-
私は Bryce Harper が、メジャーリーグに入団する前の高校生時代から知っており、
アメリカにとどまらず、日本を含む海外にその存在が打電(16歳で全米屈指のスポーツ雑誌の表紙を飾るなど)されていました。
当時、読んだ(日本語)記事、見た映像では金属バットを使っていたかと思いますが、「こんな凄い選手いるのかぁ」なんて思っていたものの
その後、しばらく名前すら忘れていて、一昨年くらいになって「この選手、あの時の高校生かぁ」ってな具合で記憶が甦ってきた次第。
フルスイングの凄み (映像に充満する迫力)
その凄さは、下掲のハイライト映像をご覧頂けると伝わると思いますが・・
Bryce Harper Ultimate 2015 Highlights
190cmの恵まれたスケールからフルスイングから放たれた打球が、方角を問わずピンポン球の如くよーく飛ぶこと!飛ぶこと!
弾道もホームラン特有の放物線もあれば、弾丸ライナーもあり、何より力強さが鮮烈です。
こういった一流のハイライト映像を見ると、自分でも出来てしまいそうに思えてしまうのが特徴?ですが
実際、投げ込まれてきた球をボディバランスを保ちつつ全力で振り返すという芸当は、出来そうで出来ないことです。
例えば全力でいった後、空振りをした時は体を痛めることにもつながり、
日本球界で「フルスイング」を信条していた近鉄バファローズなどでホームランバッターとして活躍した中村紀洋選手は、
フルスイングの代償☝️で、左手首に負傷を抱えながら長く現役生活を続けていました。
フルスイングの代名詞は、昨年、パシフィックリーグでMVPを獲得した柳田悠岐選手に受け継がれていますが
要するに、球界を代表するような選手が背負う称号であると。
今季の阪神タイガースは、金本知憲新監督のもと「強く振れ」が打撃陣に一様に課された命題となっていますが
脚光を浴びるプロの選手でも、なかなか出来ることではありません(多くの場合「打つ」のではなく「当て」に行ってしまう)。
早熟に非ず、全貌を見せぬ脅威の才能
ブライス・ハーパーに話を戻すと、驚異の高校生から昨年はナショナル・リーグの2015シーズンのMVPに輝き、
若くから(ドラフト上位指名などで)注目を浴びるも、日の目を見る機会がなく現役生活を終えてしまう選手も多い中で
若干22、23歳でリーグの最高殊勲選手に輝いてしまうという、やぱり凄い選手なワケです。
また、(上掲の)映像にある通り、守備で再三強肩ぶりを披露するなど、その魅力は打撃にとどまりません。
野球選手として凄ければ、素顔も大口叩きであったり、下掲の映像を見ると気性の激しさも感じられ
Bryce Harper || MVP 2015
Wikipedia(日本語版)でも、その片鱗(日本語になっているエピソードが少ないと思われます)はうかがえます(笑)
こちらをお読み頂いたことをキッカケとして「ブライス・ハーパー」なる名前を記憶に留めて頂くと・・
数年前の私がそうであったように、また新たな伝説を築いた際などには「これ、あの時のブログのあの選手か!」なんて未来が訪れる、かもしれません ^^
Harper goes yard in his first at-bat
PS 開幕戦で、さっそくホームランをかっ飛ばした☝️ようですね (!!´◯`)∑