この1ヶ月で複数回の副業といわれる範疇と言われる事業説明会にお声掛け頂き、参加してきました。
何れも大なり小なりMLM(マルチ・レベル・マーケティング)と呼ばれる手法を内包。
世にネットワークビジネスと称されるものですが、未知の分野であった事もあり、考えさせられる機会となりました。
転ばぬ先の杖か、夢の実現を近付けるか
そもそも副業が注目される背景には、主たる稼ぎ、会社勤めされている人たちの給与を差す事が一般的になると思いますが
給与減であったり、その見込みであったり、将来不安であったり、消費税や社会保障費の増加であったり、
それらが単一であったり、複合的に絡み合って、事情はそれぞれ個々あると思います。
お金に関して講じられるべき施策として、誰の言葉か忘れましたが、或いは普遍化した事柄といえるのかもしれませんが
「収入源を複数確保しておく事」の必要性。
給与所得者の場合、現勤務先がこのまま安定的に事業を継続する未来(倒産しない、買収されない)であったり、自身が健康で勤務し続ける姿(病気、怪我しない)であったり
これらの姿が継続されるものと幻想してしまいがちですが、予想だにしない事によって、「現在」を継続出来ない事態は珍しい事ではないという事。
上記で引用した事以外では、年間10万人程度、親の介護等で会社を退職される方がいらっしゃる話しを聞いた事が有ります。
三種三様の選択
最近、勉強した事では、給与所得以外に収入源を複数化するには・・
1. 株、債券などペーパーアセットと言われる資産
2. 転貸収入を得られる不動産
3. ネットワークビジネスなどで得られる権利収入
など、大きく3分類されるとの事。
この中で、ペーパーアセットは、デイトレーダーの呼称が一般化し、専業で取り組まれている方も多かろうと。
実態として市場で素人も機関投資家も同じ条件で戦うため、長期的にみると素人は90%以上の割合で負けてしまうそうな。
不動産に関しては証券化され従来よりも敷居が下がり、機会が拡大した事で注目を集めていますが、
物件の状態如何、又は需要低下等で逆ざやの懸念であったり、他の手法に比べて投資額が高額になりがちで、借り入れの問題も絡んでくる。
また、私自身の感覚では、起きる起きないの世界ではなく、確率の段階に入っていると言われている地震の問題が懸念されるところ。
そのようなところ選択と共に並列される権利収入ですが、「ネットワークビジネス」と聞くと売り込みのイメージが強く、耳障りが悪さは多くの人に共通するかと思います。
他方、ここ数ヶ月で自分の憧れるライフスタイル=経済的自由、時間的自由を得ている人たちは、それを権利収入によって得ている方が多かったです。
制度を活かすも利用されるも、その人
そこで先日、経営コンサルタントの方にネットワークビジネスで扱う素材に健康関連の商材が多い事、悪評の実態等についてヒアリングする機会があり、自分なりに学習を進める事が出来ました。
その方の見解ではネットワークそのものの手法に問題がある訳ではなく、携わり方が肝となる事。
なるほど、上記 1.、2.、 3.、 の何れにやるにせよ、それぞれにリスクがあるわけで
「確実に儲かる」との発想に寄りかかってしまったり、制度そのものに依存してしまう事に問題があるのかなと。
何れの選択を選ぶにせよ、或いは選ばないにせよ、各自でリスクを想定、算出して、決断するべきで、
そのプロセスを経て、株で儲けている人がいれば、不動産収入で潤っている人がいらっしゃったり、権利収入で成功を体現している人もいるわけです。
因みに資産形成の教科書的著作『金持ち父さん 貧乏父さん』によると、3. → 2. → 1. の順で推奨されているとの事。
リスクを引き受ける覚悟、行動する勇気
投資の神様、ウォーレン・バフェットの語録に・・
” リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こる。”
とあり、説明を受けた事柄に対して、適切な疑問を抱いて、解を導いて、リスクを引き受ける(=行動する)事なのかなと。
3つの選択には人それぞれに向き不向き、好き嫌いがあると思いますが、
この1ヶ月で頭の中を支配される事であり、何となくワクワクする事でもあり、
そういった情報が入ってくるようになったのは1つ変化なのだと思います。
そういう状況の変遷に対して、自分でちょっと書いて整理してみようと、この場を使ってお付き合い頂いた次第ですが、
例えば「権利収入のススメ」であったり、そういった情報を求むるといった内容でもありませんので、念のため(ペコリ)