セミナー受講歴から配信されてくるリアルインサイト社のメールマガジンで、
このところの関心事で、例えば脳科学者の中野信子さんの著書を読んだり ⤵︎
している「運」に関する記載がありましたので、今回、私自身の復習の意味合いも兼ね、下記に紹介したいと思います。
運を引き寄せる十の心得
” ベストセラー本「人間通」の著者で知られる故谷沢永一氏は、自身の著書、「運を引き寄せる十の心得」でこのように列挙しています。
1.「サムシング・グレイト」への畏怖の念を持つ
2.声をかける
3.尊敬する人を見つける
4.だれかにつくしたい、という気持ちを持つ
5.アクションを起こす
6.孤独を悩まない
7.目先の仕事の手を抜かない
8.準備を怠らない
9.運を人のかたちをとってやってくる、と知る
10.嫉妬心を持ちすぎると身を亡ぼす谷沢氏はさらにこう続けます。
—————————————————
こうした十の心得を包むのは、可愛気です。
人というものは他人の気の持ち方に敏感です。可愛気がないと見たら、そっと通り過ぎてしまいます。福をもたらしてくれません。
運もそれと同じで、可愛気がない人の場合は素通りしてしまいます。
では、可愛気がない人とはどんな人間か。まず、自惚れが強すぎる。自尊心がありすぎる。
物知りぶる。他人を褒めない。譲りの気配がない。過去に一度も他人に手を差し伸べたことがない。
こうした条件がそろっていたら、まあ、運はめぐってこないと諦めるべきでしょう。
—————————————————
「運を引き寄せる十の心得」と「可愛気がある人」
この二つを貫く人間性とは一体何か。それは、「謙虚であること」です。謙虚であることの基本は「畏れを知ること」です。
「畏れを知る」とはどういうことか。
人間の能力を超えた「サムシング・グレイト」を設定し、それを畏れることです。
そうすることで、人間の意識が肥大化して野心や嫉妬心の塊に
なるのを抑えることができます。自分の中の野心や嫉妬心を抑えること。これが、人間の謙虚さをつくり出します。”
運は人の姿をしてやってくる、の心得
他所で見かけたような心得もあれば、冒頭の「サムシング・グレイト」の表現は独自性漂っていて印象に残ります。
十の心得を束ねるとの「可愛気」を意識すると自然な振る舞いとのバランスから難しそうながら、まず「謙虚」であることの大切さが説かれ、要諦は「サムシング・グレイト」であると。
「人智が及ばない」といった物言いがあり、「サムシング・グレイト」と同義であるように解釈していますが、
この言い方だと、しっくり来るような感覚もあり、そこに「声をかける」「運を人のかたちをとってやってくる、と知る」なる心得を重ねると、
日ごろの目の付けどころの補正を促されたとの感覚を抱き、気になった心得を、今後ちょっと意識していきたいとの心情に誘(いざな)われます。