オーストラリアの失業率(2016年10月)
” 豪統計局が発表した10月の雇用統計は、失業率が予想と同じ5.6%と3年ぶり低水準で横ばいだったものの、
就業者数の伸びが予想を下回ったほか、前月の大幅減を相殺するには至らなかった。このため、市場は政策金利が当面据え置かれるとの見方を維持している。
10月の就業者数は前月比9,800人増加。ロイターがまとめた市場予想は2万人の増加だった。9月の改定値は同2万9,000人の減少だった。
10月はフルタイム就業者が9月の大幅減から増加に転じ、4万1,500人増加した一方、パートタイム就業者は3万1,700人減少した。
労働参加率は64.4%、予想は64.6%だった。
アナリストらは、雇用統計のサンプリングに問題があるとして、単月のデータを深読みすべきではないとしている。
雇用統計を受けた市場の反応は軽微だった。
銀行間金利先物市場が織り込む来年の利下げ確率はわずか20%。投資家の間では次の利上げは2018年になるとの見方も浮上している。”(出典:REUTERS)
マルコム・ターンブル首相の支持率は低調に推移しているものの、雇用統計は安定推移となっています。
先の大統領選挙で勝利を収めたドナルド・トランプが次期アメリカ合衆国大統領に就任することになったことで、
TPPの先行きが不透明となり、
当面、真価が問われるのは外交面となりましょうか・・
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所