ノーザンテリトリー準州 紹介
” ノーザンテリトリーの面積はオーストラリア全土の約6分の1を占めているんだ。
だけど、人口はオーストラリア全体の約1%に過ぎない、約25万人しかいないんだよ。
そんなノーザンテリトリーには、世界遺産として世界的に有名な、ウルル(以下、エアーズロック)があるよ。
エアーズロックは、オーストラリアの中心部にある巨大な一枚岩で、「地球のおへそ」とも呼ばれていて、とても美しくて神秘的だよね。
ほかには、カカドゥ国立公園も観光スポットとして有名だよ。オーストラリア最大の国立公園で、日本の四国に匹敵するくらい大きいんだ。
多種多様な動植物を見ることができて、オーストラリアの大自然を満喫することができるよ。
ノーザンテリトリーの主要な産業についてもお話するね。ノーザンテリトリーは、多様な鉱物資源やガス・石油資源に恵まれているよ。
近海には、オーストラリアの天然ガスの消費を200年にわたってまかなうことができるほどの資源があると言われているんだ。
特に資源開発で大きな話題となっているのが、「イクシスLNGプロジェクト」だよ。
国際石油開発帝石が中心となって、フランスの大手総合エネルギー企業や、日本の電力会社、ガス会社と手を組んでLNG(液化天然ガス)開発を手掛ける、大型のプロジェクトなんだ。
このことからも、この地域の豊富なエネルギー資源は、世界中の企業に注目されていることがわかるよね。
ちなみに、そこで生産されるLNGのうち、約7割が日本に向けて輸出される予定なんだ。
エネルギー開発などを通じて、ノーザンテリトリーと日本の結びつきも強くなっているよ。”(出典:Invesco オーストラリア投資情報)
昨年(2015年)、突如といった感じで「(ノーザンテリトリーを)準州から州に」といった検討が成されている記事を見掛けた覚えがありますが、以降、後続の情報に触れることはなく。
オーストラリアの経済発展に(ノーザンテリトリーが)期待されている部分は大きいようで、
日本までなかなか(ノーザンテリトリーの)ニュースが届く機会は少ないと思いますが、注目しておくに十分魅力的なエリアと思います。