ビクトリア州 紹介
” ビクトリア州は、国土のおよそ3%を占める、オーストラリアで2番目に小さい州なんだ。
面積は小さいけど、人口はオーストラリア全体のおよそ25%を占めていて、約600万人が住んでいるよ。
州都のメルボルンには、そのうち約75%のおよそ450万人が住んでいて、シドニーに次ぐオーストラリア第2の都市となっているんだ。
ビクトリア州には大きな都市がある一方で、豊かな自然にも恵まれていることで、オーストラリアの食品生産の中心地となっているんだ。
面積の約36%が森林で占められていて、肥沃な土地、きれいな水、変化に富んだ地形や温暖な気候などに恵まれているよ。
オーストラリア全体の広さの約3%しかないけれど、オーストラリアの食品輸出額のおよそ4分の1をビクトリア州が占めているんだ。
その中で最も輸出額が大きいのは食肉部門で、牛肉・羊肉を中心に輸出しているよ。
日本でも、オージービーフとして有名だよね。また、ビクトリア州は、乳製品の生産は国内最大となっていて、アジア太平洋地域最大の酪農産地と言われていているよ。
100万頭の乳牛が飼育されていて、牛乳の生産量の3分の2を占めているんだ。
ビクトリア州では、農場から港まで、生鮮食品などを低温のまま流通させて劣化を防止する流通体系が整備されているんだ。
また、独自の食品品質保証システムを導入して、食品の安全性確保に努めているんだ。
その他にも、整備された港湾、各地を結ぶ高速道路など、インフラの面でも充実してるんだ。
こういったところも、ビクトリア州がオーストラリアの食品生産の中心地となるのに大事な役割を果たしているんだよ。”(出典:Invesco オーストラリア投資情報)
首都がビクトリア州(メルボルン)とニューサウスウェルズ州(シドニー)の中間域で決せられるなど、長く二分するような形でオーストラリアを牽引する役割を果たしてきた州です。
メルボルンが「住みよい都市ランキング」等で世界的に高評価を得るなど、シドニーと違った点で魅力を発している点も、オーストラリアの奥深さ、人気を支えていますね。