ひと頃は、一月二日というと母校(明治大学)のラグビー部が出場する大学選手権準決勝戦を楽しみにしていましたが、
昨今はそこにたどり着くまで、或いは今シーズンのように手前で力尽きしまうことが多く、空白が生じる日となっていましたが、
一昨年(2015年)から皇居の一般参賀に足を運ぶようになり、
今年で三回目。
一年に一度、この日、この地で
皇居内の敷地に足を踏み入れるなり、「あれ、いつもこんな混んでたっけ?!」といった人の多さで、
待合所というのか、一旦セキュリティ(手荷物検査等)を通過した後に30分程度待機され、
当初は午前中の二回目(11:00)に(一般参賀が行われる)長和殿ベランダ前の一角に入って、
三回目(11:50)にベランダ間近に迫って・・の目算が、
二回目開催の頃は足止めを強いられ、ようやく長和殿ベランダのある一角に足を踏み入れたのは三回目の10分前頃といった。
サイドの中頃といった場所取りで、カメラを掲げられたり、国旗を振られると視界が限りなく制限されてしまうという状況下、
想定外の午後の初回/四回目(13:30〜)に照準を合わせることに。
穏やかながら高まる気持ち
待ち時間おおよそ100分で、「さすがに待つ人いないだろう・・」なんて思いきや
中央最前列に割って入り入る余地は残されておらず、コンサートのスタンディングで7、8列目といった距離感。
それでも、だいぶ視界は開け(笑)iPhoneをいじったり、持ってきていた本を読んだり。
それでも「あと20分・・」とか、あとちょっとになって集中力が切れてきたものの
待ちに待った、遂に迎えた「お出まし」の時間。
一昨年、昨年と同様、皇族方に、天皇陛下のお言葉に、一年に一度の機会に
新年一般参賀 (2017.1.2 13:30〜)
心穏やかに、のぞむことが出来ました。
この場に居ることで得られる心情
皇居の敷地内に足を踏み入れてから2時間半を超える待ち時間に対して
目当ての時間は四分程度と儚いもので、何か目に見える物が貰えるわけでも、何かが保証されているわけでもないですが、
何か自分の内側が「す〜っ」と満たされるような感覚に包まれ、「あぁ、この感じ」と一年振りに浸れた独自の感覚が何より爽快でした^^