都市部の住宅価格、2016年10.9%増
” 2016年のオーストラリア都市部の住宅価格が前年比10.9%増と大幅上昇したことが、住宅情報大手コアロジック社調査から分かった。
人口増や低金利を背景に住宅投資が活発になっている。
同社によると、都市部の住宅価格は7年ぶりの大幅上昇となった。特に人口が集中するシドニーは15.5%上昇、メルボルンは13.7%上昇した。
価格の中央値はシドニーが85万2000豪ドル(約7,300万円)と全国で最も高い。都市部の一戸建ての価格上昇率は11.6%と供給が増加傾向にあるアパートの約2倍に上った。
一方、オーストラリア西部の鉄鉱石産地に近いパースは、資源ブーム終息の打撃から住宅価格が同4.3%下落した。
豪準備銀行(中央銀行)は16年に政策金利を過去最低の1.5%に引き下げた。購入希望者が増える一方、供給不足から価格が高騰している。
金融当局は住宅ローンの融資基準を厳格化しているが、価格上昇に歯止めがかからない状況だ。”(出典:日本経済新聞/一部編集)
(2016年)11月にもバブルが指摘されていた状況 ↙︎で、
改めて市場の加熱ぶり、他方では供給不足が指摘されている状況が記事から読み取れますが、
「7年ぶりの大幅上昇」という表現に触れると、(市場に参加している)プレーヤーでないながら「大丈夫?!」といった心情にさらされ、推移を見守る必要がありそうです。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
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