百田尚樹さんの新刊『幻庵』刊行記念サイン会に参加。
年が明けてから『カエルの楽園』↓
『「カエルの楽園」が地獄と化す日 』↓ に、
昨年(2016年)に遡ると『鋼のメンタル』↓ と、
原点は映画『永遠の0』まで遡りますが、
昨夏から断続的に著作を手に取っており、それぞれ(の作品の)クオリティの高さに魅了され、タイミング良くご本人に会える機会と、楽しみに迎えた当日。
マスコミを通じての人物像と180°な実像
百田尚樹さんというと、歯に衣着せぬ発言で炎上することしばし、中には国会招致まで検討されるものまで・・
一連の経緯から、とっつき難かったり、好戦的な人物像を思い浮かべがちなところ・・
開始時間から40分ほどを経て、自分の順番が巡ってくるなり、「はぃ、こんにちはー」といった感じで、たいへん気さく ^^
百田さん「もう『幻庵』は、お読みいただけましたか?」
私「(内心、ドキッ)いぇ、これからです。」
私の方からは
「幻庵書き上げられるのに、どれくらいかかったのですか?」
「2年!2年かかりました。」
「『鋼のメンタル』とても面白かったですが、こういうのは時間かけずに書き上げられるのですか?」
「そうですね。ただ、あんまり早く書くと怒られるんです。」
といった具合。
一言一句正確ではないですが、サインを書いて頂いている間、時に顔を上げられ、僅かながら人がらに触れる交流の機会を持てました。
著者に触れ、深まる作品への関心
Youtubeの映像を見て、作品とイコールな先入観は捨て去っていましたが、実際にお会いしてみると、
紳士然とした佇まいに、本で書かれてある内容など「しっかり調べて書かれているんだろうなぁ」とか、
より深く本の中で展開されている世界に入り込んでいけるような感覚を持ちました。
丁寧にサインを書き上げて頂いた後の別れ際、「これからも応援して下さい」といったメッセージを頂き、
最新作の『幻庵』は(上述のとおり)これからという状況ながら、新刊は「どんなテーマになるのかなぁ」とか、
出版されたら「(テーマ問わず)興味引かれるんだろうなぁ」とか、著者の読者の距離が縮まる親近感を抱くかの催しでした。