シドニーの人口500万人を突破 ①
” オーストラリアのシドニーの人口が昨年6月末に、初めて500万人を突破したことが、政府統計局(ABS)の統計で明らかになった。
シドニーは、人口が300万人だった1971年から100万人増の400万人となった2000年までの間に30年を要したが、今回は16年の間に100万人増を記録。
シドニーの人口は、2050年までに800万人を超えるとみられている。先月31日付地元各紙が報じた。
ABSの統計によると、ブルーマウンテン地区やセントラルコースト地区を含むシドニー全域の人口は昨年6月末の時点で500万5,400人となり、前年から8万2,800人増加した。
シドニーに次ぐ大都市であるメルボルンの人口は464万1,636人だったが、メルボルンは年間2.4%の人口増加率を記録しており、50年にはシドニーと同水準の人口になると予想されている。
ブリスベンの人口は前年比1.8%増の234万9,699人だった。
コンサルタント会社SGSエコノミクス・アンド・プランニングのエコノミスト、テリー・ローンスリー氏はシドニーの人口の伸びについて、好調な経済成長が背景にあると分析。
シドニー経済が15/16年度に4.5%成長したと試算。「この経済成長が、不足する労働力を呼び込んで人口の増加につながった」との見方を示し、28年までにシドニーの人口が600万人に伸びると予測した。”(出典:NNA,ASIA)
かなりの時間差はありますが、(2017年)4月5日朝時点のオーストラリア全体の人口が ↓
ざっくりオーストラリア人の5人に1人はシドニーに在住ということに。
記事では更に、その図式に拍車がかかっていくことが示唆されており、内包している課題について次回取り上げたいと思います。