(2017年)1月にレンタル店に立ち寄った際、新作コーナーで「面白そうだな」と思ったものの
その時は20本近く見事に全て貸出中で「また、今度」と思い、しばらく忘れていたところ
先日「そういえば!」と思い出したは良いが、タイトルをしっかりと覚えておらず
店内で「どれだったかなぁ・・」と(苦笑)それでも何とか記憶の断片を寄せ集めた挙句、検索エンジンで探し当てた
『ティエリー・トグルドーの憂鬱』をDVD鑑賞。
中高年の不安と、悶々とした日々
舞台はフランス。中高年に差し掛かり会社を解雇され、1年半の求職活動も実を結ばず、
悶々とした日々を送る中、経済的に困窮し、家庭には障害を抱えた息子。
やがてスーパーの万引きGメンとして雇用されるも、そこで人々の不幸に向き合いことになり・・
といった大雑把な筋書き。
タイトルの通り、鑑賞中、憂鬱な気分に包まれ、すっきりさせてくれず。
何も描かれている世界はフランスに限らず、日本でも共感される内容と思いますが、
映画というよりは舞台(向け)といった趣の設定、展開でしたかねー。
映画『ティエリー・トグルドーの憂鬱』予告編
ということで、こちらをご覧の皆さんにオススメするタイプの映画とは異なりますが、
描かれている現実から、先々のことを考えさせられる映画ではありました。