457ビザ廃止の余波 ②
” バイオ産業などでは、博士課程の学生を雇用して開発を進めているところもあり、457ビザの廃止により優秀な学生をオーストラリアに引き留めることが難しくなることから、今後の人材確保に懸念を示している企業も多いようだ。
メルボルン拠点のバイオ企業オカークス(OccuRx)で社長を務めるケリー氏は「国内では企業で働いた経験のある有能な生命科学研究者が不足している」と指摘。
これまでは457ビザで人材を確保してきたことから、ターンブル政権による同ビザの廃止は近視眼的だと批判している。
一方、移民省の統計によれば、昨年に457ビザを利用した大学卒業生は6,000人で、80人に1人の留学生しか同ビザを申請しなかったとされている。”(出典:NNA.ASIA)
在日オーストラリア大使館でも
457ビザ(大幅改正)に関するお知らせが投稿されていましたが、記事のニュアンスから察すると多方面で影響が予測され、
ターンブル首相が意図した通り「オーストラリア・ファースト」に働くか否か、落ち着きを見せた段階で注目されるところです。