経済成長期間オランダを抜き世界最長を更新
” オーストラリアのGDPが前期比で0.3%の伸び、前年比で1.7%の伸びとなった。
これによりオーストラリアは、最後の不況を経験した1991年から「不況知らず」の期間が25年9か月となり、オランダを抜いたことが分かった。
ただ、年間成長率1.7%は前年の2.4%からの下落で、堅調な雇用成長が見込める3.0%を大きく下回っている。
連邦のモリソン財務相は「オーストラリアの経済が、引き続き粘り強さを示した結果だ」と評価。
一方、最大野党のボーエン労働党党首は、2008年以降の世界経済危機から、国内の成長率は最低水準だとして、「悠長に構えていられる数字ではない」と批判した。
モリソン財務相はまた、一つの世代が生まれてから一度も景気の後退を経験していないことは国としての素晴らしい偉業だとしながらも、「当然のことと見なすべきではない」と指摘した。
オーストラリアでは、今年3月までの四半期で、ビジネス投資、財政支出などが経済成長に貢献した一方、不動産投資や輸出は低調だった。”(出典:JAMS.TV)
期間の長さに関しては、やや異なる記述も見られる様子。
記事を読む限り諸手を挙げて喜べる状況ではないものの、世界金融危機(2007年)の際にもマイナス成長に転じることなく、
四半世紀以上、継続してプラス成長を続けていることは評価されて然るべきことでしょう。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所