ターンブル首相のブラックジョーク
” 米ホワイトハウスは、14日夜にオーストラリアのターンブル首相が毎年恒例のメディアとの夕食会でトランプ大統領をジョークの種にし、ロシアとの関連などに言及した発言について、重視していないとの姿勢を示した。
ターンブル首相は席上、「ドナルドと私は、作り物(フェイク)の調査でなく、現実の世論調査で勝っている。そう、オンラインでの調査だ。勝つのはとても容易だ。
私にはあのロシアの人物がいる」などと大統領の物まね口調も交えて話した。
本来オフレコのはずの発言だったが、あるオーストラリア人記者が、自分はパーティーに出席していないため守秘義務はないとして録音を公表した。
ホワイトハウス当局者は「誰も意に介さないと思う」と述べた。
ターンブル首相は後に、3AWラジオに対し、発言の公表は慣例違反と述べたが、これは「愛情ある気さくな」発言であり、自分を標的とした「うまい冗談」だったと語った。
キャンベラの米大使館は、冬の半ばに行われるこの夕食会は、ホワイトハウスで担当記者を招いて行う晩餐会と同様のイベントと認識しており、
こうした席では記者らと大統領が冗談をかわすのが恒例だとコメントした。”(出典:REUTERS)
(豪米関係に)修復ムード漂っていたところ記者の意図(悪意)があって暗雲立ち込めるか・・ といった流れでしたが、表立った問題には発展しない見込み。
際どい発言ながらユーモアのセンスは人それぞれ。後は受け手の度量といった問題に感じましたが、今回は(録音行為など)その場に居合わせた人たちとの相性はよろしくなかったようで・・。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所