二泊三日の京都旅行から帰還〜
新潮講座のプログラムで佐藤優先生の「危機研究の名著『失敗の本質』を読む」を受講すべく、
京都市左京区の西域に入り込んでいった関西セミナーハウスに金曜日の夕方(17:00頃)入り・・
閉講後に取った昼食を終える日曜日の昼(13:00頃)まで、缶詰めといった感じで、
佐藤優先生のナビゲートのもと、一冊の本と向き合ってきました。
本を読むというより、開講時に手渡されたワークブックに書き込まれた七十に及ぶ設問に、
ときに指名され回答者となり、文字どおり北は北海道から南は沖縄まで集った三十余名に及ぶ受講者と、
直接的に間接的に考えをぶつけ合いながら、出版から四半世紀の時を経ても
いまだ読み継がれている古典で、切れ込まれていった奥深い世界を垣間見てきました。
合宿形式で古典を学んだ稀有な機会
初日は2時間、二日目は5時間半、三日(最終)日は2時間50分と質量とも濃密な時間で、各講義後には提出用の宿題も課され・・
最終日ともなると受講生同士の絆のようなものも芽生え、閉講を迎えることが名残り惜しいような心情にも駆られましたが、
学校の授業でも殆ど学んだことのない近現代史の要諦とも云える大東亜戦争について、
知られざる真実、佐藤優先生だからこその分析から導き出された結論(/仮説)に、
さまざま思考を巡らす機会は得難く、知的好奇心を存分に刺激され、遠路足を伸ばし参加した意義を十二分に実感出来る機会となりました。
内容(の断片)については、復習の意味合いも兼ね、後日振り返りたいと思います。