前回↓アップロードの
佐藤優先生による二泊三日の合宿を終えた帰路、帰京する前、
世界に名を馳せるイギリス新聞紙ガーディアンの「世界で一番美しい本屋」との企画で
世界9位の評価を得た 恵文社 一乗寺店へ。
合宿中に開催されたレセプションパーティの場で新潮社の方から仕入れた情報で、関西セミナーハウスの最寄り駅、叡山電鉄「修学院」駅の
隣駅「一乗寺」駅からまっすぐ進む一本道で徒歩3分程度。
商店連なる立地ではあるものの、日中の歩行量が目立つ状況ではなく、
「ここが、世界的な評価を受けた場所(店舗)かぁ」と、まずギャップを感じましたが、
センス漂う外装から、店内で創出されている世界観に興味津々とさせられます。
さっそく店内に足を踏み入れると・・
その名が広く行き渡っている様子で、メイン売場に広く入店客が点在している様子。
代官山、湘南、枚方などでT-SITEを体感している自分自身にとってはスケール、取扱い商品の多様さという面でのインパクトは及ばないものの
よく見える形で並べられている本は、どれも初めて存在を知る本ばかりで、異なる世界観ですが、初めてヴィレッジヴァンガードを訪れた時(こんな本、出てるんだぁ?!)のような新鮮さ。
恵文社 一乗寺店で扱っているカテゴリーは書籍にとどまらず、南欧を感じさせるパティオを通り抜けた先には
飲食/バースペースに、ステーショナリー(雑貨)スペースに。
各ゾーンが、新しめの古民家といった雰囲気の中で上質に調和していました。
「せっかくの機会だから、何か買って行こうかな」と店内を物色するも・・
手が伸びた本↑の値段が高額で、再考を促されることに 〜〜;
それでも、しっかり恵文社オリジナルグッズも用意されており、トートバッグ(500円)にボールペン(380円)などが店内で発売されていました。
詳しい店内の様子は、公式サイト↓
などでイメージを膨らませて頂ければと思いますが、
「本が売れない」を叫ばれて久しく、全国の自治体の約2割で本屋がないという今の時代、
人の往来に恵まれた繁華街立地でもなく、規模に恵まれた大型店でもないながら
海外の主要メディアから高い評価を受けるという、夢があって、大いに勇気づけられました。
本好きの方には、ジャンルによって個性の強い方も少なからず・・ と推量しますが、
いろんな場所で恵文社一乗寺店の如く、店主のこだわりが感じられる店が出てくれば・・ と想像力を掻き立てられたり、
自分自身についても「もし自分(が店主)だったら・・」といった具合 、イメージを開放された空間(店舗設定)で、従来の書店の枠を広げた、心落ち着けられる本屋さんでした。