世界大学ランキング2018でメルボルン大学32位
” タイムズ・ハイヤー・エデュケーションによる世界の大学ランキングが今年も発表された。
オーストラリアからは、VIC州のメルボルン大学が32位と最高で、キャンベラのオーストラリア国立大学(ANU)が48位にランクインした。
オーストラリア国内の大学全体では、40大学のうち35大学がランクイン。このうち11大学が昨年より順位を上げた一方、10大学は順位を下げ、14大学は同位だった。
ここ数年、大幅に順位を上げているのは中国の大学で、北京市の清華大学はメルボルン大学を抜いて30位、香港科技大学はANUを抜いて44位だった。
タイムズ・ハイヤー・エデュケーションのベイティー氏は、中国の大学は高い学問レベルを維持するため、国から十分な補助を受けていると指摘。
「オーストラリア政府による大学への財源削減が、学問レベルに深刻な影響を与える」として、
今後も国際社会における存在感を維持したければ、高等教育への投資を継続し、留学生らが歓迎される場所であり続ける必要があるとの見解を示した。”(出典:Jams.TV)
観光業とともに、教育産業を国の重要分野と位置付けるオーストラリアにとっては、国際的に競争力のある教育機関が所在することは、世界から優秀な学生を呼び込む意味で大事なことです。
国内トップのメルボルン大学でも32位では「世界屈指」といった水準には達していない印象から、年次で地道に評価を高めていくことが求められますね。