ホナス・キュアロン監督が描いた国境越えの砂漠で繰り広げられた密入国者たちと狙撃者の攻防:『ノー・エスケープ 自由への国境』鑑賞記

金曜、土曜と連夜のDVD鑑賞で、二夜目は前夜に鑑賞した『ハンズ・オブ・ストーン』に

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予告編が収録されていた『ノー・エスケープ 自由への国境』。

鑑賞前は(移動が制限される)閉ざされた空間の中で、(映画を鑑賞している人たちさえも)見えない相手に恐怖心を掻き立てられるストーリーかと思いきや

一発の銃撃により始まる生死を賭けた争い

目に見える対峙する相手(狙撃手)と、メキシコからアメリカ合衆国へ自由を求めた蜜入国者たちとの

迫り来る狙撃者と、手を携え自由を求める密入国者たちとの攻防

砂漠の中で繰り広げられる、生き延びるか殺されてしまうかの生死を賭けた攻防の模様を88分の上映時間の中で描かれているもの。

『ノー・エスケープ 自由への国境』予告編

作品に興味を持ったことに、設定の他、作品PRに『ゼロ・グラビティ』のスタッフが放つ・・

本作(『ノー・エスケープ 自由への国境』)は砂漠で、限られた予算の中でやり繰りされた様子。

結論として期待していたほどの緊張感、満足度には達しなかったものの

アイディア勝負の作品で、週末の夜としては相応の非日常に浸ることが出来ました。

現実問題としてドナルド・トランプ大統領が「アメリカ合衆国とメキシコの間に壁を作る」との公約を掲げたリアリティのある設定で、そういった側面からは現実を視た思いもしました。


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