14年ぶりに公表された外交政策白書
” オーストラリア政府は23日、外交政策白書を14年ぶりに公表した。
台頭する中国がインド太平洋地域で「米国の地位に挑戦している」と指摘し、日本やインドなどと連携を強化する方針を打ち出した。
白書はインド太平洋地域の安全保障を巡り、米国の同盟国である日本や豪州、韓国が果たす役割の重要性を強調。
米豪同盟を基軸としながら、価値観を共有する日豪の両国が手を携え、経済の自由化や法の支配に基づいた地域の安定を実現する構想を描いている。
ターンブル首相は記者会見で「トランプ米大統領の最近のアジア歴訪は、米国の関与への決意の表れだ」と述べた。
会見に同席したビショップ外相も「米国のインド太平洋への関与は疑いようがなく、深く広範囲にわたる」との認識を示した。
白書は中国がインド太平洋地域で投資や援助、軍事的活動などを通じ、国益の実現を目指して影響力を高めていると分析し、一部の国では「米国をしのぐ影響力を持っている」と指摘した。”(出典:日本経済新聞)
記載されている現実は楽観視出来ないですが、記事から伝わるトーンとして、
オーストラリアにおける日本のプレゼンスが高まっており、日本におけるオーストラリアの存在感も高まっていくことで、
両国の関係が新たな章に突入していくものと、期待感を持って(記事に)書かれてあることを受け止めました。