テルストラと政府 5G周波数入札前倒しを巡り協議
” オーストラリア通信大手テルストラのアンドリュー・ペン最高経営責任者(CEO)は、次世代通信規格「第5世代(5G)」の周波数帯割り当て入札を巡り、連邦政府と実施の前倒しを協議していることを明らかにした。豪紙オーストラリアンが伝えた。
入札の時期は当初予定していた2019年から18年10月に前倒しされている。ペン氏はこれをさらに前倒しし、できるだけ早い時期に行う必要性を強調した。
テルストラは19年の5Gサービス提供を目指している。18年2月上旬には豪東部ゴールドコーストに5G技術の実証実験を行うイノベーション・センターを開設した。”(出典:日本経済新聞)
5Gに関して、先日読了した落合陽一さんの著書
で、
” 日本のモバイル通信は4GやLTEの段階ですが、これが5Gになると、通信環境が劇的に変わります。
現在の4Gに比べて、通信速度は100倍、容量は1,000倍になると言われています。
この5Gを日本は、世界に先んじて2020年から東京でスタートする予定です。
・・中略・・
5Gの大容量になれば、3次元的な空間そのものを共有することができるので、それに合った新しいアプリケーションが生まれてくるはずです。
たとえば、テレビに出演するときも、わざわざスタジオまで行かなくても、テクノロジーと自宅とつないで、あたかもスタジオにいるように見せることも可能になりますし、その遅延が少なくなります。
日本ではいまだに、スカイプやリモートの会議システムを使うよりも、顔を合わせた会議のほうがいいという人は多いですが、
5Gが始まると、遅延なくスカイプや会議システムでコミュニケーションができるようになります。”(位置 No.1767-1799)
引用は一例ですが、さまざま5Gが導入されることで実現するであろう近未来についてページ数が割かれており、
オーストラリアにとっても国家として重要事項、早急な対応が求められることになりそうです。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
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