築地市場でオーストラリア産ウニが人気
” 東京・築地市場(中央区)で最近、あまりなじみのない産地のウニが話題となっている。
同市場では北海道産などの人気が高く、輸入品といえばロシア産など。この中で2月中旬から入荷し始めたのが、オーストラリア・タスマニア島沿岸で水揚げされるウニだ。
同市場の関係者によると、かなり以前に豪州産のウニが入荷した例はあるが、鮮度などの問題で扱いが定着しなかった。
ところが昨年から、同島周辺でウニの漁獲が増え、日本の水産会社が現地の水産加工場の協力を得て、ウニに使う塩水の塩分濃度を調整したり、輸送時間を短縮したりして、高鮮度で出荷できるようにした。
同市場卸会社の競り人は「国産に比べて甘味は少ないが、クリーミーな味わいとほのかな磯の香りはなかなかの質」(東都水産)と太鼓判。
週に40〜50キロをさばいており「徐々に評判も上がってきた」(同)と話す。
卸値は100グラムパックが1,200〜1,300円ほどで、国産に比べ3〜4割安い。豪州産のウニを仕入れる千葉県浦安市の料理店では「身がしっかりしていて味はさっぱり。
比較的安いことから若者からの注文が増えている」(鮮魚居酒屋金魚)と手応えを感じており、今後扱い量を増やすという。
出荷する水産会社によると、現在扱っているのはタスマニア島の北東部で取れたウニで漁期は6月ごろまで。
7月から年末までは同島南東部で、味の評価がより高いという別の種のウニが取れるため、築地の卸会社や料理店などの期待が高まっている。”(出典:JIJI PRESS)
オーストラリア 産の海産物と築地市場のイメージなく、意外性を抱いて読んだ記事でしたが、
寿司店で食した海栗(ウニ)が、オーストラリア産だったなんて日も既に実現しているのかもしれないですね。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2018年4月9日分の掲載記事です。
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