前日の冴えない空模様から一転、よく晴れた七夕の日中「第24回 住育コミュニティ in 東京 2018」へ。
「住育」の概念を提唱されている京都の宇津崎家の皆さんとのご縁が広がったのが、
新宿の明治安田生命ビルで開催された「住育コミュニティ in 東京 2013」で「もう、その時から5年が経っているのかぁー」と、
翌年、京都国際会館での1泊2日のセミナーを受講。以降、断続的に個人レベルでの交流機会はありましたが、
まとまった時間では久々に。
ご無沙汰になっていた方々との再会に始まり、なかなかお話しをうかがえないお立場の方のご講演に、
何より、住育に関しての格好の復習の場に。
一口に間取りといっても侮るなかれ、そこに家族との自然に会話が生まれる設計に、気持ちを汲むことの出来るレイアウトに etc
本来、家族団欒の場となるべき我が家/マイホームが、間取りを間違えると分断の場にもなってしまうという事例が多々存在。
住まいと心をつなぐ 魔法のツール「 夢マップ」をワークショップ形式で実践してみるなど、
住育の要諦に住まいの完成度を高めるべくの取り組みに、約3時間楽しく学ぶことが出来ました。
「住育」でつながる輪
聞けば国内開催は今回で一区切り。来年(2019年)は、何と国際家族デーに当たる5月15日に
モンゴルはウランバートル開催(!)とのことで、
最後、たすきがしっかりモンゴルの住育継承者に手渡され、大団円。
幸せを引く寄せる「間取り」
私のような男性の場合、家の外、例えば職場などで長い時間を過ごす傾向が強いと思いますが、
戻る先の我が家は気分の切り替え、緊張を解きほぐす場所でもあり、そこで本来実現されているべきことが、誤った間取りで心通わぬ状況に陥っているのであれば不幸なこと。
女性の場合も、働きに出られている方に、専業主婦の方の場合とで差異は生じるものの、家で過ごす時間は男性以上である場合が多数と思います。
一般的には、敷地の都合であったり、建築士の一方的な提示による、自分たちが意図しない形での間取りを受け入れざる得ない状況での暮らしが起点となっているわけで、
「住育」という視点を暮らしに採り入れるきっかけがあると、今回、経験談を語られた「住育」に触れた多くの方々がそうであったように、
幸せ⤴といったことを手繰り寄せることが出来る蓋然性は高いことを改めて感じる機会となりました。