視界に飛び込んできた『いちばんやさしい美術鑑賞』x 美術書カタログ『defrag2』ダブル刊行記念トークイベント カリスマ美術ブロガーが語る《もっと美術が好きになる!》』
のタイトルに「!」となった、ジュンク堂書店 池袋本店 開催イベントに参加。
開催を知った時点で、既に「満席」=募集締切の状況で、
当日ダメ元で開場時刻を過ぎて会場を尋ねたところ、1名キャンセルが出ていたことからの滑り込み ^〜^;
意外と身近な美術体験
最近とんとご無沙汰も、国内外旅行に出た際は夜の予定(スポーツ観戦、コンサート等)が中心で、
昼の予定がフリーな場合が多く「何かしよう」で美術館を訪れる傾向があるものの
ネームバリュー 👉「**だから凄いんだろう」といった感じ、真贋はおろか、見るべきポイントも分かっていない状態で
折角の機会も勿体無い感じになっていたり、先日のイラストレーター永井博さん登壇のトークショーに
その奥深い世界を垣間見せてくれた現代美術家の辻一弘さんの著書に、
アート関連にフラグが立ち始めていたりといったこのところの流れ。
そんなレベルから登壇された中村剛士さんに、ナカムラクニオさんともまっさらな状態で迎えた定刻。
お二人が知り合った経緯(ナカムラクニオさんに凄いブロガーがいると中村剛士さんの紹介があった)に、
中村剛士さんがブログを始めることになったきっかけ(ブログが普及する前のホームページ時代に遡り、そこから簡単、便利なブログに移行していった)に
・・といったことから始まり、
無料配布された『丸善ジュンク堂書店 美術書カタログ 2018 defrag2』に掲載されている中で、
中村剛士さんの推薦図書(掲出は一部)
から、
(中村剛士さんの)オススメの美術館(松岡美術館ほか)に、注目の芸術家(小原古邨)に、
今後注目の美術展(フェルメール、ムンクほか)などなど、90分超の尺で、話題は多岐に及びました。
アート、その奥深い世界の入口
美術の「いろはのい」というよりは、それなりに美術鑑賞を日常にされている方向けといった感覚を抱きましたが、
イベントの中心の中村剛士さんは、美術分野の中でプロという立ち位置ではなく、
お仕事がお休みの日曜、月曜といった限られた時間の中での美術館巡り主体で、日々趣味を高次に高めておられるご様子から
好きを突き進み、それをブログで発信して、フォロワーを引きつけておられるライフスタイルは、とても印象的でした。
私自身、冒頭に記した通り、美術(及びその周辺は)今まで手の届くところ範囲であったものの
土台のないところに蓄積を重ねてきた経緯から、
今回を契機に「基礎の理解、楽しみ方を深めていきたいなー」 と、入口に誘(いざな)われる機会となりました。
トーク終了後に、対象書籍👇を購入。
想定読者のど真ん中と思わしき私自身、
行動を起こす前段階の学びをまず楽しみにしたいと思います ^^