時間があったので、TSUTAYAにふら〜っと立ち寄れば、公開前から気になっていた「ラスト・べガス」が新作コーナーに陳列。
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ロバート・デニーロ出演作である事が主な動機ですが、上映時間105分と見頃な感じで、さっそくレンタル。
「ラスト・べガス」予告編
シニア版「ハングオーバー」の趣
話しの筋は、大雑把に言うとヒット作「ハングオーバー」のシニア版とも言えるような設定で
70歳で結婚する事になった花婿の独身最後の夜のバチェラパーティー&披露宴に
かつての仲良し4人組がラスヴェガスで顔を揃えて、各自の現状をであったり、それまでの絡み合った糸であったりからストーリーが展開。
ロバート・デニーロの他、マイケル・ダグラス、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クラインの豪華キャストで
重厚感というより、安心感が出ていた思います。ストーリーの方も奇をてらったところは無く、ストーリーが読める感じでしたが
一流のキャスティングからくる安心感に加え、演出も過度に強調された部分がなく
名作、傑作といった表現は似合うところではないものの、上映時間の間、楽しませてくれるには十分なところに達していました。
描かれているのは幼少期の友人の尊さであったり、幾つになっても人生を楽しむ姿勢、心掛けであったり。
両方の点を勘案すると、人生の苦楽を共有出来る友人の存在ですね。一流の俳優が等身大の人生の楽しみ方を今一度、気付かせてくれる一作でありました。