失業率 − 2018年11月
” オーストラリア連邦統計局が20日発表した11月雇用統計は、就業者数の伸びが市場予想を大幅に上回った。
11月の就業者数の前月比の増加数は3万7,000人と10月の2万8,600人(改定値)から増加。市場予想は2万人だった。ただ、フルタイム就業者数は6,400人減少した。
労働参加率は65.7%に上昇し、過去最高だった1月の65.8%に迫る水準となった。女性と退職者の求職が活発だった。
失業率は5.1%に小幅上昇。エコノミストは、6年半ぶり低水準の5.0%を維持すると予想していた。不完全雇用率も8.5%に上昇し、引き続き過去平均を上回った。
ただ、オーストラリアの労働市場全般の傾向は依然好調。仕事の増加率は2.3%で、人口増加率の1.6%を上回っている。フルタイムの職は年初来で約2%増加した。
BISオックスフォード・エコノミクスのチーフエコノミスト、サラ・ハンター氏は「労働市場は着実に完全雇用に向かっているという見方がほぼ確認できた。
ただ、まだ余剰生産能力はある」と指摘。「一部のセクターでは労働力不足の兆候がみられるが、賃金が幅広く上昇するにはまだ時間がかかるだろう」との見方を示した。
中銀の中立な政策スタンスは変わらないとの見方から、豪ドルは1豪ドル=0.7120米ドルで変わらず。オーバーナイトの取引では、米利上げを受け1%下落していた。”(出典:REUTERS)
小幅の動き、ズレはあり、内情をみると
☝️といった課題はあるものの
数値(失業率)が、掲出したグラフのように全体が右肩下がりとなっているうちは大枠の評価は大丈夫でしょう、概ね。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2018年12月21日分の掲載記事です。
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